彩られた未来。私は何色?


会社を設立して約8年。

会社という場所は大切な人たちと出会わせてくれる場所であり、自分を成長させてくれる場所であり、私の人生に色を加えてくれる場所だ。

私はそんな会社が大好きだし、この組織に関わる全ての人にそう感じてもらえたらいいなという気持ちで"彩り"のある組織を目指して日々奮闘している。

女性だからこうすべき、という色。
母親だからこうすべき、という色。

大人だから、サラリーマンだから、日本人だから…
私たちの周りには、無意識的に「こうだから、こう」という決まった色のイメージが無数に転がり、皆んなその色に染まろうと必死。

女性をたとえる色が赤ならば、女性はみんな赤一色?
母親をたとえる色が藤色ならば、誰もが美しい藤色に染まるよう必死に努力しなければならない?

そんな世の中は、つまらない。

もし虹が一色だったら、雨上がりの空に浮かび上がっても、誰も見向きもしないかもしれません。赤だけ、青だけ、黄色だけの虹は、ちっとも魅力的ではない。
虹は7つの色が美しく共存しているから、雨上がりの空に発見するとなんだか幸せな気分になれる。

たった一色よりも、カラフルな方が楽しいし、おもしろい。

そして、色を混ぜ合わせることで新たな色を生み出すこともできる。混ざることで美しさがさらに際立つ色もある。逆に、濁ってくすんでしまう色もきっとある。

でも、そのすべての色が味であり、個性。

誰かにとっては美しいと感じない色でも、誰かにとっては魅力的な色になるかもしれない。

人間関係だって、働き方だって、きっと同じ。

自分の色を大切に、一人ひとりの色が共存したり混ざり合ったりすることで、きっとおもしろく唯一無二の楽しい世界が広がると私は強く強く思っている。

一人一人の色を大切に、それぞれが持つ素晴らしい色を社会に加え、同時に人生にも美しい色を加え、「自分が、自分らしく」生き生きと輝ける場所を目指して。
今日も全力で生きよう。

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