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【経営での失敗談】 経費を使い過ぎた編

こんばんは。私の経営での失敗談、トホホな話しを共有したいと思います。タイトルの通り、今回は経費を使い過ぎた編です。

起業したらまず憧れる「経費」という存在。反対に、「税金」という怖い存在。私は、「税金」を多く支払うくらいなら「経費」で使ってみたい、という気持ちが強かったです。そんな経験、皆さんもあるんじゃないでしょうか?

国税庁[No.5759 法人税の税率] より
法人税は、800万円を前後に結構変わるんです。ここに地方法人税や法人住民税等も加わります。


例えば、パソコンを買うなら、これまで使っていたWindowsではなく、高いけどカッコ良いMacBookを買っちゃえ。ちょっと電車での乗り換えが多いし、タクシー使っちゃえ。接待交際費や会議費で落とせるし、会食しちゃえ。欲は満たせました。

しかし、結果は当たり前ですが働けども働けども会社に利益が残りません。そうすると、当然の如く、新店舗のサロン出店時に銀行から厳しい表情で見られてしまいました。創業まもない頃だったこともあり、まだ多めに見て頂けましたが、これは先々、厳しくなるなと感じました。

さらに、ちょっとしたトラブルが起こって会社の業績が落ちた時に、なんとまあ、心の余裕がないことか。人間って、お金に余裕がないと心にも余裕が無くなるんですね。学生の頃、私は麻雀とパチスロにハマり負けまくり、バイト代や奨学金の大半をギャンブルにお布施していましたが、その頃は心に余裕がありました。「まあ、月末にはまたお金入ってくるし。」でも、経営すると違うんですね。背負うものが生まれる。責任が生まれる。とても反省しました。

そこで、会社経営に余裕が生まれる&新規出店で銀行から快く融資して頂ける経営をしようと決めたのです。行なったことは、毎月の自分の経費を接待交際費・事務用品費・交通費などの項目ごとにノートに貼ってから税理士さんへ送る習慣です。めんどくさくて、まとめて税理士さんへポイって送るって方も多いと思います。でも、これにより毎月の支払いが見える化され、PDCA(Plan Do See Action)のサイクルができました。地味で本当に辛い業務ですが、効果は抜群です!

私は創業期に「経費」を必要以上に使ってしまった失敗談からこの習慣に至った訳ですが、このお陰もあり、会社経営の数字にはとても強くなりました。皆さんも経費の使い過ぎには注意ですよ!では。


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