桜子/HSPなナース

HSP気質のナースです。気分屋でマイペース。日々の感覚や思いを書き綴ってます。読むこと…

桜子/HSPなナース

HSP気質のナースです。気分屋でマイペース。日々の感覚や思いを書き綴ってます。読むこと、書くこと、描くことが好き。

マガジン

  • つぶやき

    日々の出来事や考えをつぶやいている記事たち。

  • ちょっと伝えたい

    つぶやきがベースだけどちょっと伝えたい気持ちもある記事たち。

  • ナースな日々

    看護師をやってて思うことを綴った記事たち。

最近の記事

あの人も、予想の10倍は苦労している

夫とご飯を食べながら話していた時のこと。 私「最近また仕事が忙しくなってきてさ。片頭痛も結構ひどくて。(夫)は?」 夫「まあ忙しいよ。俺も(私)が思う10倍は大変かも。」 楽観的で大らかに見える夫の言葉に、不思議と納得してしまった。 とある日には、職場のスタッフがこんなことを言っていた。 「片頭痛がひどくて、気を抜くと意識飛びそう。」 それはやばい。さすがに私もそこまでではない。 意外とみんな苦労しながら生きているのだ。 だからといって苦労しているほど偉いわけ

    • 妄想は妄想で撃退

      妄想が好きだ。 だけど疲れているときは、妄想が悪い方向に暴走する。今後の人生について、あらゆる最悪な展開を妄想し、生きることに無気力になる。 そんなときは、この瞬間に何もかも捨てて新しい人生を始める。という妄想を膨らませてみる。 これだけで意外と希望が湧いてきたりする。 それでもだめなら、妄想の一部を実現してみる。疑似体験ができて楽しい。 妄想は妄想で撃退。ハンムラビ法典みたいだ。

      • 似たものを楽しむ相乗効果

        読む・書く・話すnoteをきっかけに、文章力をつけたいと関連の本を読むようになった。すると普段の読書でも、内容だけでなく言葉の言い回しや展開の仕方が気になりだす。書くことから、読書の楽しみが広がった。 さらに頭の中で話がまとまるようになり、落ち着いて話せるようになった。 聴く・歌う・弾くここ数ヶ月、聴く・歌う・ピアノを弾くという連鎖が楽しい。 歌うことは、体の内外どちらからも楽しめる。喉の開き具合や息継ぎ、呼吸法、体内に響く振動を内側から楽しむ。そうして一旦外に出た音が

        • 外と内の時間の流れは違う

          時間という概念は、他人と足並みを合わせるために便利だ。そして仕事や共同生活では、足並みを揃えることが求められる。 しかし、それぞれ持っている時間の感覚や流れは千差万別だ。その流れを無視して、周りに合わせてばかりでは疲れてしまう。 たまには周りの時間を忘れて、自分の流れに耳を傾けてみよう。自分のペースで歩くだけでも気持ちが良いものだ。

        あの人も、予想の10倍は苦労している

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        記事

          整頓上手な数学

          高校時代、先生のおかげもあって数学が好きだった。雑然と並んだ数字が、整っていくさまに夢中になった。 そして数年前、なんとなく目についた本から新たな魅力を知る。数学は日々の暮らしにも潜んでいて、身近な現象を美しく表現してくれるのだ。 それを機に、再び数学ブームがやってきた。数学の問題集を解くかたわら、難解な問題をやさしく綴った本を読む。そんなことが日常になった時期があった。問題集や本を選ぶときからワクワクしていた、あの頃が懐かしい。 その後ブームは去ったが、今でも数学を美

          整頓上手な数学

          楽しいときは主観的に

          辛いときは、客観的に考えるといい。 へばりついたものを引きはがして向かい合うと、意外となんてことなかったりする。 だけどそれは放っておくと大きくなり、心を消耗させるから早めに対処した方がいい。 楽しさは逆に、その瞬間がピークで次第に薄れていく。だからまずは、感覚や思いにどっぷり浸りたい。 客観的にはありふれた体験でも、その時感じたものは自分にとってかけがえのないものだ。

          楽しいときは主観的に

          感情は伝染する

          感情は伝染する。それで心が元気になったり、時には消耗したり。 そしてHSPの人は特に、敏感に受け取って自分の中に取り込む。 最近まで正体不明の疲れに悩まされていた。 心当たりがないのに疲れている。なんだか腑に落ちず、ごまかしたり元気なふりをしていた。 でも感情のように、疲れも伝染するようだ。 そばにいる夫は仕事が忙しく、最近ひどく疲れていた。 それを肌身で感じ、無意識に取り込んでいたらしい。 道理が分かっただけで、疲れが軽くなった気がする。もやが少し晴れて、素直

          感情は伝染する

          ゲームが苦手でも通じ合う熱

          キャラの操作能力が壊滅的で、ゲームが苦手だ。そしてそれを克服する熱意もない。 一方、旦那は放っておけば延々とゲームをしている。そんなに熱中できることが羨ましい。 こんな正反対の夫婦でも、ドンキーコングネタでは盛り上がれる。 昔、兄と妹がドンキーコングをやりこんでいた時期があり、それをそばで鑑賞していたからだ。そのおかげで、キャラの仕草や声が頭にこびりついている。 旦那と初めてその話題になったときには、YouTubeでゲームシーンを観て涙が出るほど笑った。 今もドンキ

          ゲームが苦手でも通じ合う熱

          本気で叱ること

          看護学校時代、実習で幼稚園に行ったことがあった。 4、5歳児のクラスで実習した日のこと。 一人の男の子が、お手玉で私の恥骨を思い切り殴ってきた。あまりの痛さに最初は何が起きたか分からなかったが、和らぐ痛みと反比例して状況を理解していく私。 しかし叱り方が分からず、泣かれても困るので優しく注意してみる。男の子は、何事もなかったかのように走り去っていった。 その後、幼稚園の先生の叱り方を見てみると子どもの目をしっかり見て、本気で叱っていた。怒鳴り散らすのではなく、ちゃんと

          本気で叱ること

          繋がり続けるために必要なこと

          「スノボ好きなんですか?」「はい」 とある街コンで斜め向かいに座っていた彼。その場での会話はこれだけだった。 それから色々あって、夫婦になった私達。 だけど知れば知るほど、自分と夫の違いを感じる。それでも一緒にいたいと思うのは、交わることで世界が広がるからだろうか。 中学生の頃、家族とは血や愛で繋がった集団だと習った。 そんな脆くて曖昧な繋がりを保つためには、違いを許容して互いの心地良さを考え続けることが必要だ。

          繋がり続けるために必要なこと

          日本語の半分は優しさでできている

          日本人は決断力がなく、生産性に欠けると聞く。そんな日本人が使う日本語は曖昧で、感情的だ。 なんだか残念な印象なので、逆手にとって解釈してみる。 丁寧さや気遣いは心を温め、力をくれる。そんな力を合わせれば不可能が可能になることだってある。 優しく包んだ言葉は、意見をぶつけて火花を散らすよりも素直にしてくれる。 本心を包み隠すのではない。本質はそのままで、表現だけ柔らかくするのだ。なかなか難しいが、日本語ならではの成せる技だ。 優しさをベースに、締めるところを締めれば日

          日本語の半分は優しさでできている

          「ない」ことを選んだことにする

          昔から食べることが大好きだ。でも食べた分だけ太るので、いくら食べても太らない人が羨ましい。 なぜ、自分にないものは魅力に感じるのだろう。 行動派なら、それを手に入れようと試行錯誤するかもしれない。ないことを、あえて選んだのだと考え改める手もある。 私の場合、どっちつかずで落ち着いた。 食べることを楽しみ、食べた分だけ動く。そして自己暗示を少々。ふわふわの二の腕は愛おしいものなのだと、今日も自分に言い聞かせる。

          「ない」ことを選んだことにする

          期待外れだったらネタにすればいい

          カフェで食べたステーキが筋の塊だった。 ブチブチと筋が切れる音が、いくら噛みしめても鳴り止まない。心の中で思わず笑ってしまう。おまけに終盤まで箱の隅に隠れたナイフに気づかず、一口で食べるには大きすぎるカットをそのまま食べていた。 この話をグルメサイトの口コミに書いたら喜ぶ人は誰もいない。でも、笑いをこらえながら必死にステーキを食べる女の話は良いネタになる。 そもそもパンケーキが売りのカフェでそんなに高くないステーキを頼んだら十分あり得ることだ。 ちなみに食後のミニパン

          期待外れだったらネタにすればいい

          出戻りピアノは理屈抜きで

          ピアノが弾きたくなって先月、電子ピアノを買った。 昔ピアノを習っていたと言うのも恥ずかしいくらいのレベルだけど、なぜか弾きたい衝動がわいてきたのだ。 大好きなYOASOBIの曲の楽譜を手に入れ、ドレミを書いていく。そして同じ楽譜のピアノ演奏をYouTubeで聴き、指の動きを見てイメージする。 動画には到底及ばないが、徐々に指が動くようになってきた。つたなくても自分で奏でた和音の響きが綺麗で、楽しい。 何か始めるときは情報を集めて、順序立て進めた方が上達しやすい。 だ

          出戻りピアノは理屈抜きで

          人間くさくておもしろい

          初対面の患者さんに、いきなり苛立ちをぶつけられることがある。 激しい感情は短期的で、本心とズレていることが多い。なので「なんでこんなこと言うんだろう」と思いながら話を聞いていると、そのうち相手からその理由を教えてくれたりする。 それが面白くて、今ではそのような場面で嫌な思いよりも興味が勝つようになった。 さすがに街中で急に怒鳴られたら逃げるけど。 初めから本心を言えばいいのに、そうはいかないのが人間だ。 そんな人間くささを存分に感じられるから、忙しくても自分のふがい

          人間くさくておもしろい

          マインドの師匠

          以前入院していた患者さんで、こんな風に生きたいと思った人がいた。 もよおしたときにうんこちゃんと連呼していたのでそのまま愛称とする。 うんこちゃんは足の血管がつまって入院してきて、薬でも治らないので血管の手術することになった。 手術しても足の状態はは良くならず、他の病棟に移動して足を切断することになる。 入院してから移動するまで、1カ月以上は入院していたうんこちゃん。入院が長くなるとともに忘れっぽさが際立ち、幻覚が見えることもしばしば。それでも数本残っている歯を見せな

          マインドの師匠