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「子育てしながらフリーランス」からの気づき

新しく動き出そうと、きっと今がそのタイミングだと考えて
「フリーランスのお金」について向き合っていこうと考え、図書館でそれっぽい本を何冊かかりました
その中の1冊

この本は「お金」に絞ったわけではないけれど、タイトルが気になり選びました

「子育てしながらフリーランス」 カワグチマサミ著 左右社

とても軽い気持ちで手に取りましたが、とてもよかったので備忘録と気づきを残します。

内容

本当に簡単な内容だけの記載にしますが
フリーランスのイラストレーターとして働く筆者が妊娠・出産・育児を通じてフリーランスとして働き続ける上での経験を基に、知識もそうですが、マインドを共有してくれています

読む前は個別性が高そうだから、面白いけど自分に置き換えにくいかもなーと思っていましたが、自己分析のための簡単なワークも記載されていたりするので、読者が自分事として捉えやすい工夫がされていました

感想

子育てをしながら仕事することは簡単ではないよなーと改めて実感。
フリーランスの人ではなくても、ワーママが増えた世の中において、この本はとても響くのではないかなと感じました。

フリーランスとしての心得や実際のビジネスの進め方ももちろん載っていますが、共働き家庭あるあるの、育児家事の分担や働くことに対する価値観のすり合わせなど、とても共感できる内容満載でした。

100人100色

十人十色とはよくいったもので、働くママたちは本当に多様だと思います
(ちょっとずつパパも多様になっている実感もありますが、過渡期だと感じているのでママという書き方にしました)
感覚的には100人100色

我が家も筆者と同じで、働き方をめぐって幾度となく夫婦でぶつかってきました
「私だって働きたいのになんで時短なんだ。私ばっかり。」
「そっちはしたいときに残業できていいよね」
と火がついてしまうと恨みつらみが出るわ出るわ

でも、今働き方を見直していく中で気づいたこと
夫が安定した会社員を続けていてくれていることで、私はチャレンジし続けたれるのだということ
そこには感謝しかありません

働きたい

お金はもちろんですが、お金だけでなくとも働きたい女性が増えているのではないかと感じます
私は第一子育休中に「働く」を渇望していました

男女平等の世の中、新卒の人はまず社会に出ることがほとんどでしょう
一度、社会人として働く経験をすると、世の中の役に立つ感覚が得られる
育休中にそれを失うことは、自分の価値観を失うことになる

少なくとも私はそんな感覚でいました
だからこそ、「働く」を渇望していた

育児と仕事の両立

これがテーマとなっている媒体は数知れず

こちらの本でも、その大変さが描かれています

何が大変って、もちろん物理的な大変さが一番だとは思いますが
家庭によって正解が違うこと
ここも大きいかと思います

モデルとなるような人がいても、家族構成やサポート資源、金銭事情、そして働き方に対する夫婦の考え方などすべて含めると
全く同じという人はまずいないでしょう
だから難しい

そんなことを読みながら考えていました

お互いを尊重する

細かい部分は家庭ごとに正解が違う
というか同じ過程でも時期によって正解が違うでしょう
正解というか、その時のベターを探すという言い方のほうがしっくりくるかも

それでも、どの家庭にも必要なものは「お互いを尊重すること」だということは間違いないと思います

「私も時短でなければ同じくらい稼げるのに・・・」
と思っている時期がありましたが、
おそらく「私の仕事ぶりを認めてほしい」という気持ちが隠れていたからかと思います


・・・と、読書感想文のつもりが、自分のことをつらつらと書いていましたが笑
フリーランスという働き方がちらっと思い浮かんでいる方はもちろん
会社員の人でも育児と仕事のバランスに悩んでいる方など
とても参考になると思いました!


最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

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