見出し画像

【海外駐在】帰国子女受験について、上から目線で考えてみる。

帰国子女受験についての説明会に参加してから、その事について色々と考えている。受験と聞くと、親としては聞いただけで疲れてしまうというか・・・受験の事を考えたら、それ以外は何もしていないのにコーヒーでも飲むかという気持ちになってしまったり・・・なにかと精神に負荷をかけてくる存在である。

なので、今日は上から目線で考えてみようと思う。
帰国子女という存在は、多様性を大切にしていかなくてはいけない時代であるとは皆が認識しているものの、なかなか多様化が進んでいっていない日本において、非常に重要な存在であると思うのだ。時代の流れにより、社会においての存在価値が勝手に高まっているとも言える。おそらくこういった考え方が主流ではなかった時代においては、帰国子女として帰国する事は本当に大変だったのではないかと思う。最近の私立の中学、高校はグローバルな人材育成というキーワードを打ち出している学校が多い。トレンド感も感じるが、少子化で人口が減っている日本においては必然だろう。この流れ、様々な国で色々な経験を積み、自然に国際性を身に着けていっている帰国子女の子供達に対して、びゅんびゅん追い風が吹いている状態である。

我家の場合、早くても数年後の帰国(帰国するか未定だが)になるので、状況がどうなるかわからないが、現在の流れとしては帰国児童生徒数も減少傾向にあるようだ。コロナの影響が大きいと思うので、今後どうなっていくかわからないが、日本社会全体としての帰国子女の需要は増えているはずなのに、児童数自体は減っているというのは、帰国子女にとっては得だ。需要と供給のバランスにより、勝手に価値が高まっていくという状態といえる。

最後まで強気でいきたかったのだが、このデータを見て、小学生は大変ですよね・・・と思ってしまった。小学生はやはり多い。中学の帰国子女枠に対して、子供の数が多いんだなと実感。まぁ公立中学もあるから妥当なのかもしれない。
このまま、この話を続けると結局ネガティブな感じで終わってしまいそうなので、強気にもどす。
海外で子育てをしていると「この子、日本に帰ったらうまくやっていけるのかな?」と心配になってしまう事がある。が、しかし、今の時代はそういった子供達を求めているのだ、だから「私達が帰国した暁には、ここで学んだ様々な事を皆さんに伝え、より良い社会になるように貢献できたらと思います」いや違う違う、「今の世の中にはこの子達みたいな存在がすごく重要なんだ!」位の強気マインドを持っていこう。強気の発言に関しては、敬遠されたり潰される事もあるので取り扱い注意だが、強い気持ちを持つのは非常に大切な事であると思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?