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【アメリカ駐在】アメリカ現地小学校、オープンハウスとは?

アメリカの小学校では新学年が始まって1週間~10日後くらいにオープンハウスというものが行われる。
オープンハウスって何??と思うが、要は親に対するクラス説明会のようなもので、親がクラスに集まり、担任の先生が自己紹介をし、今年度どのようなクラスにしていきたいかなどを話し、あとは具体的にどういう事をやっていくかという年間計画を説明してくれる。その他、宿題の提出の仕方とかスナック(アメリカの小学校ではおやつの時間がある)に何を持ってきていいかとか・・・色々と細かく説明してくれる。子供からの手紙が机に置いてあったりして、その返事を書く必要があったりする場合もあるし、クラスの人数も20人弱しかいないので、オープンハウスは必ず出席するべきだと私は思っている。というか自分に言い聞かせている。他の学校の事はよくわからないが、夜に行われ、基本的には親だけの参加になる。余談だが、夜に親だけ参加のイベントというものがたまにあるのだが、子供を預ける人がいる前提な感じが困る。夫婦で参加のパーティーみたいなのも年1回あるのだが、結局夫婦でパーティーに参加できるのは富裕層というような感じになってしまっている。
話をオープンハウスに戻す。基本的には先生が説明してくれることをうんうんと英語が聞き取れなかったとしても、わかっていますよ、聞いてますよ私というような顔で聞いていればいいのだが、クラスの顔合わせの場でもあるので、先生をはじめ色々な人に挨拶したり、ちょっとした雑談をしたりする必要がある。これが私にはなかなかハードルが高い。既に関係性が出来ている人の場合は私の英語レベル感もわかっているし、私も気にせず下手くそな英語でコミュニケーションをとっているのだが、初対面となると話は変わってくる。初対面で、且つ短時間で好印象を与えるような短めの雑談を英語で。これって本当に難しい。皆なんかすごく雑談が上手くて、そもそも雑談が下手な上、英語というハードルまで抱えている私は、いつも自尊心に傷をつけて帰る事になる。一番難易度が高いのは慣用句的な表現とかジョークとかが満載な場合だ。よくわからないので作り笑顔全開になってしまい、相手も途中でさすがに私が理解していなそうと気がつくので、お互い大人として声には出さないが、なんとなく気まずい感じになってしまったりする。
今年も新学期が始まったということは、オープンハウスがもうすぐあるという事だ。9月は子供も新学期で大変だけど、親も大変です。


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