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パニック障害だった整体師の僕が伝えたいこと⑧

パニック発作が起きた時にする正しい行動

結論からお話しします。

それは
「何もしない」

これです。

究極ですが
発作が起きても何もしないんです。

ですが99%の人は
発作を抑えよう
落ち着く場所に逃げようとします。

当然、私もそうでした。
呼吸法をしてみたり
アロマを嗅いでみたり
水を飲んでみたり
恐怖心が強すぎる時は
頓服薬を飲みました。

これらの行動は致し方ありません。

死ぬほどの恐怖です。

しかし
本当の回復方法は
「何もしない」です。

この方法を僕は信じています。
その結果、克服しました。

なぜ逃げてはいけないのか
なぜ闘ってはいけないのか

その理由は
これらの逃避、回避行動をすることで
間違った認識をしてしまうからです。

パニック発作は脳の誤作動とよく言われます。
ですから実際には安全なのです。
危険ではありません。
パニック発作で死ぬことはありません。

発作のスイッチをこちらから切る。
そんなことは不可能です。
自然と切れていくのを待つしかありません。

何もせず待つのです。

パニック発作に抵抗することで
パニック発作のその先の正しい理解が
できません。

本当は何も起こらない。
起きていないのに
〇〇になったら
これ以上〇〇になったら
どうしよう

その自分が生み出してしまった
妄想が暴走し
実際には何もないのにも関わらず
暴走した思考をさも現実かのように
受け取ってしまいます。

何度も言いますが
パニック発作が起きても
現実には何も起こらないですし
何も起こっていません。

思考がそうさせているのです。

この考えに共感した方は
治っていくことでしょう。

そんなことはむり。
あの恐怖から逃げずにらやりすごす。
無理に決まってる。
そんなことができたら悩まない。

そう思う方は
残念ながら変わらないでしょう。

僕がそうでしたから。

この方法でしか僕は回復しないと
そう考えています。

僕はですが。。

他の方法、新しい情報を
試しに試して
たった数ヶ月で完治!!

そんな記事に飛びつき
多額の料金を支払ったり

オンラインセミナーに入ったり
浄霊したり
前世療法をしたり
潜在意識の書き換えをしたり
波動やらチャクラやら
色々経験してきました。

他の方法を否定するつもりはありません。
それで治っておられる方もいるでしょう。

しかし、治ったと思っても再発している方は
たくさんいます。

その理由は簡単で
発作が起きればまたパニックになります。

発作は誰にでも起きます。
そこで恐怖のスイッチを入れるか入れないか。
そこの差なんです。

だから発作が起きないように行動していては
治ったとはいえません。

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