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『弁理士試験究極の攻略法』は、弁理士試験がどういうものなのか、もう少し詳しめに知りたいといった要望に答えてくれる本でした

今日は、『働きながら一発合格! 弁理士試験究極の攻略法』を読みました。

第一印象はよくありませんでした。タイトルも帯も自分が好感触ではないような表現を用いていおり、胡散臭さを感じたからです。

この本とは本屋さんで出会いました。第一印象こそよくなかったのですが、試し読みをしてみると「あ、ちょっといいかも」と思い、本屋さんを一通り巡り終わって会計に行く前に「やっぱり買っておこ」となりました。
買う決め手になったのは、他の本には書いていない狭間の知識や知見が書かれていたからです。

どういうことかというと、「弁理士試験には少し興味があるんだけれど、弁理士試験って具体的にどういうものなのか、数分程度ウェブページで調べたら得られる知識だけではなく、もう少しぐわっと詳しめに知りたい」といった狭間の要望に答えてくれていたからです。知財関係の書籍コーナーや弁理士資格の書籍コーナーにこういった本はあると思いきや、(私が知る限り)全然ないのです。

本書を読み終えたことで、弁理士試験に対する解像度が上がりました。
例えば、実際に試験に出される問題がどういう形態で出されるのか、各選択肢の雰囲気などを知ることができました。また、知財検定では出題されていた種苗法は弁理士試験の出題範囲ではないことなど、知財検定との出題の違いもいままで以上に把握することができました。