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意外と種類が豊富!オカメインコの餌をまとめてみた

オカメインコにどんな餌をあげればいいんだろう?
栄養バランス、ちゃんと考えられているかな?
オカメインコの飼育に慣れないうちは、
どうしても不安が付きまとってしまいますよね。

今回は、たくさん種類があるオカメインコ用の餌を解説し
使い分けの基準と、栄養が偏らない餌のあげ方をまとめました。

この記事を読めば、
数ある餌の違いと効果的なあげ方が分かりますので
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

主要な餌は5種類ある

ひとくちにオカメインコの餌といっても、
いくつかの種類があります。

ここでは、
シード、ペレット、ボレー粉、カルトボーン、そして副菜の
5種類を紹介します。

聞いたこと無い名前ばかり…
と不安になってしまうかもしれませんが
ひとつづつ解説していきますので、ご安心くださいね。

オカメインコに与える餌は
シード(種)をメインにする場合と
ペレット(総合栄養食)を主に与える場合との
2パターンがあります。

シードをメインに据える場合は、
補助食品を組み合わせましょう。

人間の食事にも、ご飯とおかずがあるように
特定の餌だけを食べ続けていれば、
栄養バランスが悪くなるのは想像できますよね。

同じように、シード食の場合は
足りない栄養素を補うことを意識してみてください。

ペレットは必要な栄養が丸ごと入っているので、
補助の食品は必要ありません。

・シード

オカメインコが食べやすいと言われているのが
シード系の餌です。

シードとはその名の通り、食物の種子のこと。
粟穂やヒマワリなどがあります。

オカメインコは、
殻や皮をくちばしでむいて食べるのが大好きです。
鳥が楽しみながら食べられるのも他の餌にはない特徴ですよ。

健康な大人の個体には、
皮付きタイプのものを与えてあげましょう。

消化しやすい皮なしタイプもありますので、
鳥の成長度合いや体調によって、与え方を変えることもできます。

オカメインコ専用に配合された商品があるので、
そのタイプを選んで購入すれば間違いはないでしょう。

注意点としては、
シードだけでは栄養が偏ってしまうため
副菜も一緒に与えて
栄養バランスを整える必要があること。

具体的には、
シードではビタミン類やカルシウムが不足するので
青菜やボレー粉、カルトボーンで補填。

特にビタミンAはほぼ摂取できないので、
青菜を取らせることでカバーします。

一種類の餌だけを与えるのではなく、
複数を組み合わせて食べさせるようにしましょう。
ビタミン剤を併用するのもオススメです。

・ペレット

いわゆる、総合栄養食品のような位置づけの餌です。
犬でいうドックフードのようなものでしょうか。

人工的に作られた餌で、
自然界には無い見た目をしているので
鳥が餌だと認識しない場合もあるようです。

そのため、そもそも食べてくれるかどうか
不確実なのが懸念点でしょうか。

商品によっては、鳥の興味づけのために
着色されているものもあります。

着色済みのペレットは食べてくれやすいですが、
フンに色がつくため、病気の判別が難しくなるというデメリットも。

それでも、栄養バランスが取れている
ペレットは大いに魅力的です。

カルシウムとビタミンが入っているので
副食も必要ありません。
(プラスで与えるのは問題ないです)

ペレットは、
栄養管理の手間が省ける
優れた餌といえます。

・ボレー粉

これは牡蠣(カキ)の貝殻を細かく砕いたものです。
主食だけでは不足しがちな、
カルシウムなどの栄養を得ることができます。

シードと併せて与えることで、
栄養のバランスを整えられます。

こちらは主食ではなく、
補助食品の位置付けになります。

・カルトボーン

こちらはイカの甲です。

カルトボーンもボレー粉と同じく、
カルシウムなどの栄養を補うことができます。

見た目がまんまイカなので、
なかなかにインパクトがある見た目。

ケージに直に置くだけで
鳥さんが勝手についばんでくれるので
設置のしがいがあると評判です。
(こちらもボレー粉と同様に、主食ではなく、補助食品)

・副菜

副菜は、ご家庭によくある野菜で事足ります。

人参、パセリ、豆苗、小松菜、チンゲンサイなどは、
どれも喜んで食べてくれるはず。
お好みに合わせてあげると良いでしょう。

オカメインコのためにわざわざ買わなくても
ありあわせをあげるだけで十分。

ちなみに、
人参は生のままでもポリポリと食べてくれますが
ゆでると体内吸収率が高くなります。
ぜひ試してみてください。

ビタミン剤

色々な種類のエサを毎回用意するのがむずかしい、、、。
そういった場合には実はビタミン剤も用意されています。

水に混ぜて飲んでもらうカルシウムや
エサに混ぜて使うビタミン剤もあります。

【まとめ】

今回は、栄養バランスを考えた
オカメインコの餌の種類をまとめてみました。

シードをメインに据える場合は
一種類の餌だけを与え続けるのではなく、
組み合わせを意識してください。

・メインはシードかペレット(※補助食品不要)
・シードの補助としてボレー粉、カルトボーン
・お好みで副菜
・必要に応じてビタミン剤

この形を基本にすれば、
栄養バランスの取れた食事を与えられるはず。

おうちのオカメインコの好き嫌いや
家庭の状況に合わせて、
使い分けてみてはいかがでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください。


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