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#決算分析

日本のFX取扱高No.1・GMOクリック証券の状況。フィンテック関連maneoにも期待

日本のFX取扱高No.1・GMOクリック証券の状況。フィンテック関連maneoにも期待

現在、日本でNo.1のFX取引高を誇るGMOクリック証券。2005年に設立された同社は、実はホリエモンが率いていたライブドアのメンバーが集まっている。

元々ライブドア事件が起こる直前の2005年時点ではライブドア証券がFXの業界トップクラスとなっていた。現在GMOクリック証券の代表取締役である高島秀行氏がGMOに入社し、その後1年に満たない期間で証券業の免許の取得とシステム構築を行ったが、その高

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昨年、上場ゴールと揶揄されたGunosyの現状。ニュースアプリ大手の成長トレンドを読み解く

昨年、上場ゴールと揶揄されたGunosyの現状。ニュースアプリ大手の成長トレンドを読み解く

今回は10月14日に発表されたニュースアプリ大手の1つGunosyの第1四半期決算からその状況を見てみたいと思います。

Gunosyといえば昨年4月28日に東証マザーズに上場。しかし上場直後に売上・利益の下方修正を発表したため、その後大幅に株価が下落しました。

直前に上場したgumiが”上場ゴール”と批判にさらされているタイミングで同じ野村證券が主幹事だったGunosyまでも上場直後に下方修正

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老舗ゲーム企業「ケイブ」。ネイティブゲームの売上構成比が8割になった現状とは

老舗ゲーム企業「ケイブ」。ネイティブゲームの売上構成比が8割になった現状とは

今回は1994年にコンピュータ製作会社として設立され、今ではスマーフォンのネイティブゲームが主力事業になったケイブについて見てみたいと思います。

ケイブといえば「世界一弾幕シューティングゲームを作って販売した会社」としてギネスに登録されているように、ややニッチなタイトルが多いものの着実にファンを増やしています。

それでは見てみましょう。

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eBookJapanを運営する(株)イーブックイニシアティブジャパンの決算から見る電子書籍の現状

eBookJapanを運営する(株)イーブックイニシアティブジャパンの決算から見る電子書籍の現状

AmazonのKindleや楽天が運営するKoboなど、電子書籍のマーケットは伸び続けています。

その中で日本企業で電子書籍サービスを実施している(株)イーブックイニシアティブジャパンが運営するeBookJapanが東証一部に上場しており、日本独自のサービスで対抗しています。

最近ではこれまでの有料電子書籍だけでなく、Amazonの電子書籍定額制サービスや無料の電子書籍サービスなども始まってお

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