茶室建築 Tea-Room

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茶室建築 Tea-Room

日本各地にある茶室の間取り(図面)を紹介&解説するサイトです!日本文化・日本建築、全般好きです。茶の湯(茶道)文化の魅力が伝わりましたら幸いです。↓Instagram版はこちら(https://www.instagram.com/sakurada.wa/ )

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茶室建築のおすすめ本一覧

このサイトをつくるのに主に参考にしている「入門本(3冊)+茶室に関する書籍(10冊)+大型本(10冊)+マンガ」の紹介ページです! (このサイトの人気記事↓) (茶室図面を描いてる人↓) ※Amazonページの新品もしくは中古本の最安値が表示されてますが、定価よりかなり割高のものもあります。その場合は「メルカリ」や「ヤフオク」で探してみるとより安く手に入ると思います! <入門本(わかりやすい用語解説や全体観など、初めの1冊に)>■自慢できる茶室をつくるために →読者に

    • スケッチ 武者小路千家 半宝庵↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n341bc7e8f9b9

      • 春草廬(横浜三溪園)

        「春草廬(しゅんそうろ)」 神奈川県横浜市の三溪園にある茶室。 三溪園に移築前は京都宇治の金蔵院にあり、その時の名は「九窓亭」。大正11(1922)年に移築され園内に建てられたそうです。 その後、第二次世界大戦中の昭和18(1943)年に解体され、そのまま保管されていたようですが、水屋部分を除く春草廬の解体材は原家から臨春閣とともに横浜市に寄贈。再現されるにあたり水屋部分も寄贈され、昭和32(1957)年に現在地に再現されたそうです。 内部は三畳台目の席で、炉は台目切

        • 半宝庵(武者小路千家)

          「半宝庵(はんぽうあん)」 京都の武者小路千家敷地内に現存する茶室。 七代・直斎堅叟(じきさいけんそう)が安永元(1772)年に焼失した官休庵を再建する際につくった「一方庵(いっぽうあん)」という茶室が始まりで、何度かの焼失を経て半宝庵と名を変えてきたのがこの茶室だそうです。 全体四畳半(正方形)に桝床を組み入れ、床脇の一畳を点前座にしています。 炉は台目切りで真っ直ぐな中柱と袖壁を立て、点前座側の入隅には上下の棚の大きさが同じ利休流の釣棚。風炉先には下地窓があきます

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        茶室建築のおすすめ本一覧

        マガジン

        • 有楽の茶室
          6本
        • 重文の茶室
          32本
        • 東京周辺にある茶室
          12本
        • 京都にある茶室
          58本
        • 三千家の茶室
          13本
        • 遠州の茶室
          7本

        記事

          スケッチ 武者小路千家 半床庵↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n1127c6dc8b3f

          スケッチ 武者小路千家 半床庵↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n1127c6dc8b3f

          スケッチ 大徳寺龍光院 密庵↓ https://note.com/sakurada_wa/n/ncbbab16bec6d

          スケッチ 大徳寺龍光院 密庵↓ https://note.com/sakurada_wa/n/ncbbab16bec6d

          スケッチ 醍醐寺三宝院 松月亭↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n2e99e3cc56c2

          スケッチ 醍醐寺三宝院 松月亭↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n2e99e3cc56c2

          半床庵(官休庵東京稽古場)

          「半床庵(はんしょうあん)」 武者小路千家の茶室。 東京都文京区千駄木の官休庵東京出張所に建つ茶室で、もとは名古屋の某家にあったものを大正10(1921)年に現在地(旧久米邸)に移築、昭和34(1959)年に半床庵を含む一画を武者小路千家が譲り受け、現在の官休庵東京稽古場(出張所)としたそうです。 京都の久田家にも同名の茶室がありますが、別のものです。 久田家三代の宗全好みと伝えられています。宗全は江戸前期の茶人であり、客座に台目を効果的に用いた茶人として知られていま

          半床庵(官休庵東京稽古場)

          スケッチ 高台寺 鬼瓦席↓ https://note.com/sakurada_wa/n/ne6de51d56e7c

          スケッチ 高台寺 鬼瓦席↓ https://note.com/sakurada_wa/n/ne6de51d56e7c

          スケッチ 高台寺 遺芳庵↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n2f8aaff94d8f

          スケッチ 高台寺 遺芳庵↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n2f8aaff94d8f

          国宝茶室 密庵(京都大徳寺 龍光院)

          「密庵(みったん)」 国内に現存する国宝茶室(待庵・如庵・密庵)の一つで、江戸前期の茶人・小堀遠州の作。 密庵のある龍光院は京都大徳寺の西南の端に位置し、特別公開も含め一切の拝観を行っておらず完全非公開となっています。そのため、他の二つは見ることができることから「最も見るのが難しい国宝」とも呼ばれます。 密庵は現在、書院の北西隅に組み込まれていますが、当初は独立した建物であったそうです。 内部は床・違棚をもつ四畳半に台目の点前座をつけたもので、書院造が骨格となっていま

          国宝茶室 密庵(京都大徳寺 龍光院)

          スケッチ 慈照寺 集芳軒↓ https://note.com/sakurada_wa/n/nfa3fe339a5ca

          スケッチ 慈照寺 集芳軒↓ https://note.com/sakurada_wa/n/nfa3fe339a5ca

          スケッチ 妙喜庵 待庵(国宝)↓ https://note.com/sakurada_wa/n/nbcf5ff5b1f2c

          スケッチ 妙喜庵 待庵(国宝)↓ https://note.com/sakurada_wa/n/nbcf5ff5b1f2c

          松月亭(京都醍醐寺 三宝院)

          「松月亭(しょうげつてい)」 京都 醍醐寺の子院・三宝院にある茶室。 内部の杉戸の鴛鴦図(おしどりず)は岸良(1792~1852年)の筆によるものであることから、江戸時代末期に造られたものと推定されます。 東南の角柱が庭の池中の根石に支えられており、池の上にせり出すように建っています。 内部は四畳半本勝手で、東面の壁に大きな円窓があるのが特長的です。 南面の壁は、東側に貴人口と池の上に竹簀子の縁、西側には躙口が設けられています。躙口の上には連子窓があきます。 亭主

          松月亭(京都醍醐寺 三宝院)

          芭蕉庵(京都 金福寺)

          「芭蕉庵(ばしょうあん)」 京都の金福寺にある茶室。 元禄年間(1688年~)に俳聖・松尾芭蕉(1644~1694年)がこの庵に滞在して句をつくったそうです。 その庵は荒廃し形も無くなっていたところ、江戸中期の俳人・与謝蕪村(1716~1784年)がその荒廃を惜しみ一門と共に再興したのが、この芭蕉庵と伝えられています。庵の近くには蕪村のお墓もあります。 内部は三畳台目に踏込床形式の台目床で全体四畳半の広さとなります。 床脇の壁は下方吹抜けで、隣には台目畳に炉は隅炉に

          芭蕉庵(京都 金福寺)

          スケッチ 堀内家 半桂席↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n789387ea69ad

          スケッチ 堀内家 半桂席↓ https://note.com/sakurada_wa/n/n789387ea69ad