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小さな「わくわく」をキャッチする習慣

2024年に入ってから、毎日ノートに小さな日めくりカレンダーを貼っています。これを見て問いに答えたり考えたりしていくうちに自分を知れる、というテーマの小さなカレンダーです。


1月のテーマが「ヴィジョンを掲げる」なので、毎日カレンダーから色々聞かれます。

「何をしている時間が幸せですか?」
「夢が叶ったらどんな気持ち?」
「どんな家に住みたい?」
「理想の体重は?」
「10年後、どう在りたい?」
「死ぬまでになしとげたいことは?」

そして、私は毎日、
「わからへん」
と思うのでした…笑。


私は、ずーっと自己否定・自己嫌悪・自分らしさ抑圧・現実逃避で、過去と他人ばかり見てきました。心理学に出会ってから「今と自分を見る、肯定する」に一生懸命取り組んできました。

だからそっか、マイナスをゼロにするばかりで、もっとプラスにする、未来の自分に目を向けるってやってきてないんだなぁ。だからヴィジョンを聞かれると「わからへん」となってしまうようです。


とはいえ、冒頭の問いにうんうん考えても納得がいく答えは出てきません。そりゃそうだよね、ヴィジョンって思考から生まれない。わくわく、楽しい、やりたい、こう在りたい!そういう感覚から生まれてくるはず。

毎日たくさんの情報に触れる中で、心は絶対「これわくわくする」「これ好き」って教えてくれているはずなのに、タスクに追われて忙しかったり、頭が思考でぱんぱんだったりすると、その心の声を無視してしまうんですよね。


そんなことを年始から考え続けていた私。
先日、ディズニーシーに行って「ソアリン」というアトラクションに乗りました。それは最新のデジタルプロジェクション技術で、ハンググライダーで世界中の名所や大自然をめぐる空の旅を経験できるというもの。

公式サイトからお借りしてます。こんな感じ。

映像がきれいで臨場感と迫力があって、私は心底、

「世界にはこんなにきれいな景色がたくさんあるのに、どこにも行ったことがないなんて、なんてもったいないんだろう…!」
「もっときれいな景色をたくさん見たい!」って感じたんです。


そういえば、「きれいな景色が見たい」は、昔から漠然と思っていました。でもそれが具体的に何なのかを考えたり、それがどこにあるのか調べようとしたことはない。心の声が頭までちゃんと届いているのに「無視」していたということですよね。


だから、今回はそのわくわくを無視せず大切にしたくて、さっそく「日本の絶景」の本を2冊購入しました!

世界じゃなくて日本を買っちゃうところがまだまだ小さくまとまる私です
(でも大事な一歩だい!)


この本を眺めていると、「雪景色には惹かれないなぁ。寒いの嫌いだもんな」「古民家系もいまいち興味なし」とか「やっぱり草原が好きなんだな」「水辺も好きだな」「神社も好き」なんてことがわかってきて、私が見たい「きれいな景色」がすごくクリアになってきました。


あの時、ディズニーシーで感じた「きれいな景色が見たい」っていう気持ちを、今までみたいに「いつか見たいなぁ~」で流してしまっていたら、こんな風に私のわくわくがクリアになることはなかったはず。

自分の感覚をキャッチする習慣がないのに、いきなり「ヴィジョンにつながる壮大なわくわく」をキャッチしようと思ってもなかなか難しいですよね。だからこうやって、本当に小さなわくわく・好きから始めればいいんだろうな。

そしてこの積み重ねでいつか壮大な「私のヴィジョン」というのがクリアになっていくんだと思います!


さっそく行きたいところに付箋を貼っているよ

ちなみに上は、2冊の本それぞれの「父母ヶ浜」のお写真。同じものを見てもこんなにとらえ方が違う。どちらを美しいと思うかも人それぞれ。好きとか美しさに正解なんてないんだよね!

という学びもあって、二度おいしい。


そんなこと言っても自分のわくわくがわからんのよ、という思考優位、感覚をおざなりにしがちな人は本当に五感ワークお勧めですよ!


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