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【詩】あの日のソラアイ‥。


あの日の空の色

風の香り
花の美しさ


ボクの声
キミの声


どこか
きまぐれで
曖昧で‥


それが心地よくて


流れる雲も
空も
なにもかも美しく


キミが背を
向けたのも



手を離したのも



あの空に
溶けていく‥
そんな気がした



染まる悲しみ
薄れゆくボクの記憶


あの日の
ソラアイ‥









#12 るん詩の世界
あの日のソラアイ








ソラアイ=空合
空の様子、空模様


空の色
風の香り‥


どこからか
流れてくる音楽‥


とてもよく似た
面影の人を見かけては
すれ違うその一瞬まで
ドキドキして‥


そんなふとした瞬間
「あの日」を思い出すことが
あります。



それは
ほんとに一瞬‥。
胸をかすめ


それなのに
ハッキリとした色彩で
よみがえり


奥に眠る記憶の断片を
呼び起こす



この詩は
昨年の過去作品なのですが



つい先日
偶然すれ違い‥


その日に限って
明るい時間に走っていたため
ランニングをしている姿を
見られてしまい‥。笑



同じソラアイを
隣で感じることは
もう決してないのだけれど


時を経て、ほんの一瞬‥
わたしのソラと
あなたのソラが混ざった瞬間‥


そんなソラアイも
悪くないかもと‥。


流れる雲が
風が‥
教えてくれたこと



再び染まりゆく
ボクの記憶


あの日のソラアイ‥。



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