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ご飯を味わう

「ご飯は一粒一粒、農家さんが精魂込めて作っているから残したらだめ」と祖母が話してくれたほんとにほんとに小さい頃のかすかな記憶。
一粒一粒がどのように畑で育つのか知る由もない。私は祖母の言うことが全く理解できていなかった。

祖父母は大山の麓の田舎村で農場を持っていた。私は母親に連れられて毎年夏になると帰省、ほぼ田舎での記憶しかない幼少期から少女期。その後は勉強や仕事で忙しく過ごし、楽しかったその頃の記憶は心の深くに留まっていた。

セルフヒプノセラピー、セルフコーチング、そしてマインドフルネスを続けているうちにそれらの記憶がジグソーパズルのピースのようにあふれ出てきた。
祖母の優しい声、祖父の背中の温かさ。いつも心の中に平和があったように思う(宿題をやりなさいという母の声を除いては 笑)。もちろん思い出すのは、心地のよいものだけには限らない。その時の解決法もすでに身に着けたのでまたいつかのブログに。

今回は、平和に感じていた中でも生活に密着して想い出されるご飯の時の祖母の声だ。
オーストラリアでは日本のような新米と巡り合うことがなく、場合によっては残したくなるご飯粒、そんな時に祖母の声が聴こえてくる、「農家さんが精魂込めて作っているから」と。どんなお米でも作っている人がいる、そう思うとありがとうの気持ちが湧いてくる。

★お知らせ★
この秋(日本の)からJIBUN-TABIさんの主宰でマインドフルネスな時間を提供させていただいています。
11月は、~ご飯のマインドフルネスイーティング~
私がオーストラリアに来て懐かしく感じた日本のお米の美味しさ。参加者の皆さまに今一度その美味しさを味わっていただく時間をシェア出来たらなと言う思いで企画しました。お米ができるところから、ご飯として口に入るまでの話をマインドフルに聴いていただいた後に食べる瞑想。今この瞬間の体の感覚に意識を向けて一粒一粒のご飯を味わってみませんか?

詳細・お申し込みは↓↓↓



自分を受容できるようになったマインドフルネススキルを皆さんにシェアして社会に貢献していきたいです。これから色々なことを発信していこうと思います。サポートは、これらの発信活動と学びに使わせていただきます。