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そんなヒロシと、雑司ヶ谷ナス

「そんなヒロシに騙され〜、♪♪♪」

今日は、「ぼっちキャンプ」と言う言葉まで作ってしまったヒロシのアウトドア講演会が、南足柄文化会館、畑からそう遠くもないところで開催されるとことで、畑仕事を絡めて参加してきた。

私が初めて丹沢でキャンプをした仲間、
Yさん、Hさんと一緒だ。


チケット完売で、会場には公演前からたくさんの人。人の波を縫って、
協賛企業さんの出店の見学をする。
アルファ米の試食をしたり、
鹿のツノで作ったストラップを見たり、(このストラップを売っていたお店の女性は3人ともハンターさんだ)
お野菜買ったり。

「あ、ヒロシさんだ!」

と思って正面に回ると、なんだ人違いって、
白いタオルを頭に巻いて、チェックのシャツ着て、カーキ色の分厚そうな生地の大きなリュックを背負っていたら、ヒロシさんに見えるわ。

「あ!あの人も、この人もヒロシさんに似てる。」

偽物ヒロシが会場内にたくさんいた。皆ヒロシさんのファンなのでしょうね。

おかげで、山登り派と、キャンプ派のギアの違いがわかったり。

講演会は、ゆかいな仲間達のアドリブトーク満載で面白かった。
けど、アウトドアギアの話やキャンプの楽しみ方など、もっと聞けたら良かったな。
ニーモのテントと迷った、アライテントのドマドームを舞台上で設営してくれたのは、とっても参考になったけど。(キャンプメインだったら、ドマドームが良かっただろうなぁ、ニーモよりちょっと重いんだよね)


講演会の後、Yさんの車で10分ほどで畑に移動。
講演会会場で買ったみたらし団子や、おにぎりでお昼にして、コーヒー入れて。

畑に初めてきたHちゃんは、

「気持ちいい〜」

を連発していた。

さぁ、お仕事。
豊島区雑司ヶ谷の江戸東京野菜「雑司ヶ谷ナス」を、今年も一株頂いた。
いつもロングスカート、ロングヘア
髪の毛の先をクルクルといじる姿が愛らしい.、畑や土や虫などとは無縁のM奥様からだ。

奥様、写真使わせていただきました。

あらあらあら、
ひょろひょろと、伸びちゃって。

「今年も、雑司ヶ谷茄子の苗を頂きました。ここに置いておくと枯らしてしまうのでよろしくお願いします。」

というLINEと一緒に送られてきた写真は、ちっさな鉢に窮屈そうに生えている雑司ヶ谷茄子が写っていた。

後日、お預かりして、
今日、畑にお連れした。

早速畑に植えてあげようと、鉢を逆さにするも、びくともしない。
奥様、ずいぶん大切にお育てだった様で、鉢から全く動かないんですけど。

茄子の根元を持って、ぐりぐりするも全く動かない。
奥様、緊急事態です。

棒を使ってほじくり出す。
少し上がってきた。
でも、この鉢の形、入り口より少し下が太くなってるので、中々この後が動かない。
奥様、どうしましょう。

お預かりした苗を傷つけてはいけないと、変な汗をかく事数分、何とか鉢から苗を取り出すことができた。

取り出した茄子の苗は、
土が無くて全て根っこ、ぐるりと鉢の形に根が巻いていた。
この根を少しほぐして、マルチの穴を開けた部分に定植した。

これで、無事に奥様に報告出来るだろうか?
元気で育って欲しい。

そして、、奥様、畑にも遊びにいらしてください。


その後、

この時期の畑は収穫物も無いので、
梅畑に移動して、梅の収穫だ。
師匠が梅の木の下草をきれいに刈ってくれていたので、収穫しやすい。

少し時期が遅かったので、落ちてしまった梅がたくさんあったが、
それでもまだ、たくさん実っている梅を3人で「おおきい、いい匂い、あれ赤くなってるー」と賑やかに収穫を楽しんだ。

ヒロシに騙された事から始まった今日の終わりは、

師匠がびわを持って来てくれた。

うれしいサプライズで締めくくった畑の日でした!

びわ、あま〜い!

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