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【福井6月旅】福井県「地域ものがたる」旅が、はじまりました。

こんにちわ。このたび福井県「地域ものがたるアンバサダー」にご縁をいただいたkazeと申します。6月を皮切りに8か月の間、アンバサダー7人で毎月、福井県を行脚して7名それぞれの「ものがたるの旅」を紡いで参ります。「幸福県、ふくい」では、どんな心躍る出会いや経験が待っているのか、今からとても楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。

☆目次
1・「地域ものがたるアンバサダー」について
2・「ものがたる」旅について
3・「美食地質学」
4・福井のウエルカム感にほっこり
5・福井の発酵食からヘルシー&美活を

地域ものがたるアンバサダーについて

「地域ものがたるアンバサダー」
この言葉に出会ったのは、アンバサダー募集告知の下記の文章がきっかけでした。

2022年、私たちとご一緒に、ありのままの地域の姿を再発見し、地域の方々の営みに共感し、
一緒に考え、発信し、未来の地域づくりに繋がる
「地域のものがたり」を見出すアンバサダーを、
日本海3県にて募集します。
3地域と新しい関係性を紡ぐ旅へ一緒に旅立ちましょう。

地域ものがたるアンバサダーHPより

「地域と新しい関係性を紡ぐ旅」という一文に、心を惹かれました。
そして「ものがたる」という動詞にも。
「る」の字が、くるんくるんと躍動し、過去、現在、未来、人と人を循環し繋ぎ巡るように見えるのは私だけでしょうか。

「ものがたる」旅について

美食地質学を軸として、日本列島の成り立ちや厳しい自然環境から生まれた 食文化や郷土料理の「ものがたり」に耳を傾けたり。 地域で活動する方々から「ものがたり」を引き出し、 自分の言葉にして伝えていったり。 地域の価値を育て、新しい「ものがたり」としてビジネスに発展させたり。 いくつもの「ものがたり」と出会いながら、 地域と深く関わり、魅力を磨き、紡いでいくことを「ものがたる」と表現しました。

地域ものがたるアンバサダーHPより


その土地ならではの自然、日常の暮らしや人にまつわる「ものがたり」に想いを馳せ、五感を通じて湧き出す視点や言葉で未来への「ものがたる」を伝えてゆく。私たちアンバサダーの旅の醍醐味でもあるのですね。旅を楽しむ熱い雰囲気が周りにも伝わって、ふくいファンの輪をもっと広がるお手伝いができればと思っています。

またこの旅の軸となっているのは、マグマ学者でジオリブ研究所長でいらっしゃる、巽好幸先生ご提唱の「美食地質学」です。

美食地質学

日本列島は世界で最も地震と火山が密集する「変動帯」。
だからこそ、多様な食材と食文化が育まれてきたといえます。
災害列島日本の厳しくも豊かな自然環境や四季のめぐみを生かしながら、
地域独自の文化が形成されてきた食文化。
これまでの歩みに学びながら、これからの地域の食と暮らしと
交流のあり方についても考えます。

地域ものがたるアンバサダーHPより引用

美食地質学のWebサイトはこちらです

https://geo-live.jp/

 巽好幸先生のご著書

「四季折々の日本の料理や酒を嗜むときに、それを育む日本列島の地勢や自然の成り立ちを知っておくことも、味わいを豊かにする」と、著書の中で先生が記されていらっしゃいます。

太古から連綿と続いてきた地球のダイナミックな活動や日本列島の試練と、繊細な和食との密接な繋がり。福井の地質学的観点から紐解く、食材の豊かな恵みや美味しさなど、これからも引き続き学んでいきたいと思います。
7月23日には福井県越廻サテライトオフィスで
「越山若水~福井のジオ特性と伝統食・発酵食文化について」というテーマで、美食地質学と福井の伝統食や発酵食文化についてのお話がお伺いできます。現地参加のほか、zoom視聴もできますので、詳しくはJR西日本さまのプレスリリースにてご覧になってください。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220712_04_ambassador.pdf

福井駅のウエルカム感にほっこり


6月25日、アンバサダーとして初めて福井を訪問しました。この日のために、事前にzoomでミーティングを重ねてきた他の6名のアンバサダー仲間とも、初の顔合わせになります。
スーパー雷鳥で福井に到着しました。

福井に着いたよ!

ウエルカム感にほっ♡
ちょうどホームから出て、改札に向かって階段を降りようという目線の先に、こんな小さな気遣いがあると嬉しいですね。

3Dに見えるかな
記念撮影スポットにもおススメです

福井の街並は、私の住んでいた頃とはまるで違って、来るたびに違う顔を見せてくれます。

素敵な壁のデザイン
バスターミナルから
駅のポストも恐竜色でした

福井の発酵食から健活&美活

2022年9月17日(土)~12月4日(日)まで、福井県の
金津創作の森にて、かの発酵デザイナーの小倉ヒラク氏をキュレーターに招聘しての「発酵ツーリズムにっぽん/ほくりく」が開催されます。

https://sosaku.jp/event/2022/fermentation/
北陸、そして福井県は豊かな発酵文化に恵まれた土地なのですね。私は福井市出身なのですが、夏に越前海岸に訪れた時、漁師さんからいただく鯖を糠漬けにした「へしこ」が子どもの頃から大好きでした。塩辛い鯖の旨味が、ホカホカのコシヒカリにぴったり、そんな「へしこ」も発酵食だったのですね。

(へしこについて福井県ホームページより)

https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/nourinbu/majoritem/majoritem_d/fil/sabahesiko.pdf

また、福井は家庭での油揚げの消費量が全国一で、金額も全国平均が2936円のところ、福井県は5559円と群を抜いています。
(2019年から2021年の品目別都道府県庁所在地及び政令指定都市ランキング・総務省のホームページより、大豆、油揚げの消費金額)

https://www.stat.go.jp/data/kakei/zuhyou/rank06.xlsx

現在も食生活に大豆や発酵食品がよく使われている福井ですが醸造業としての歴史も古く戦国時代に遡るそうです。

福井駅西口観光案内所にていただけます。このパン片手にに醸造所をまわるのも、オススメ!

「当時、朝倉の地を治めていた朝倉氏が織田信長に滅ぼされ、朝倉氏の拠点である一乗谷から逃れた家臣たちが、現在の福井市に移り住み、味噌や醤油の製造をはじめたといわれています。」
(北陸福井 発酵のパンフレットより)

以前から身体の免疫力を高めるヘルシーな食事に関心があり、甘酒をよく飲んでいましたが、今回、アンバサダーをきっかけに、発酵食の奥深さや素晴らしさの入り口に立ち、より関心を持つようになりました。これからは日々の暮らしの中でも発酵に親しんでいきたいです。発酵って美容にも良いらしいんです。福井の羽二重美肌づくりに
発酵は一役買っているに違いありません。

いろいろな面白いコンテンツがたくさんあるふくい。正直、福井に住んでいた頃は、こんな面白いコンテンツが山盛りある県だとは思っていませんでした。いま、福井で行きたいところや、体験したいことがたくさんあって、どこから回ろうかとか、楽しく悩んでいます笑

県外から来られる方が、福井を第二のふるさとと思ってくださるように、福井出身の私にとってはふるさとを新しい目で発見していく、
二度目のふるさとに出会う旅でもあるのです。  


最後までお読みくださって、ありがとうございました。

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