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MBTI関連記事

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MBTIに関連した記事です。 MBTIというより、16パターン性格診断関連記事というべきかもしれませんが。 心理学に関係する記事もここに分類しています。
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記事一覧

MBTI:「NeとSe」および「NiとSi」

 MBTIというよりも16パターン性格診断の話である。  さて、SとNの違いが関わる世界の違い、…

丸い三角
3日前
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ロジャース派の自己概念理論3:「重要な他者」の考察にあたっての注意事項

■注意1:ロジャース派心理学の「重要な他者」概念は一般的意味とは違う  ここで注意を促し…

丸い三角
8日前
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MBTI:最悪期・回復期の心理機能とタイプ

 ロジャース派心理学についての文章を纏めるのに少し飽きてきた。そこで気分転換としてMBTI、…

丸い三角
7日前
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ロジャース派の自己概念理論1:有機的価値付け

 ロジャース派の自己概念理論をこれから詳細に見ていく。本稿では「有機的価値付け」から「自…

丸い三角
10日前
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ロジャース派の自己概念理論2:乳幼児の場合の「重要な他者」

 ロジャース派の自己概念理論に出てくる概念を詳細に見ていく。当シリーズ記事では「有機的価…

丸い三角
9日前
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ロジャース派の自己概念理論の概要

■ロジャーズ派の精神構造の理論の事情  ロジャース派の精神構造の理論は「自己概念理論」で…

丸い三角
13日前
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外向性・内向性とは何か(3);フロイト派心理療法からみる「外向性-内向性」の外・内が意味するもの

 ユングのタイプ論に登場する「外向性-内向性」とMBTI(というよりも通俗的な16パターン性格診断)の「外向性-内向性」の概念内容が異なっていると思われる。そのため河合隼雄の解釈による4つの心理療法―—行動療法・フロイト派(精神分析)・ロジャース派(来談者中心療法)・ユング派心理療法―—の特徴から、ユングのタイプ論の「外向性-内向性」の「外」「内」が何を意味しているか見ていく。本稿はそのシリーズ第3弾である。  シリーズの3つ目の本稿もまた心理療法の目的とアプローチの対象か

MBTI:外向性・内向性とは何か(4)―—ロジャースの自己概念理論を巡る状況―—

■はじめに  MBTIあるいは16パターン性格診断の「外向性・内向性」がユングのタイプ論のそれ…

丸い三角
2週間前
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外向性・内向性とは何か(2);行動療法からみる「外向性」の「外」が意味するもの

 ユングのタイプ論に登場する「外向性-内向性」とMBTI(というよりも通俗的な16パターン性格診…

丸い三角
2週間前
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外向性・内向性とは何か(1);4つの心理療法の位置づけ

■シリーズの関心事  16パターン性格診断はMBTIから派生したもので、さらにMBTIはユングのタ…

丸い三角
2週間前
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MBTI:INTJが「建築家」と呼ばれること

 人間の精神に対して「崇高」を感じた。修辞表現としての"崇高"ではなく、美学上の概念である…

丸い三角
2週間前
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MBTI:EI軸とSN軸

 ユングのタイプ論の外向性-内向性とMBTI(正確には16パターン性格診断)の外向性-内向性が随分…

丸い三角
3週間前
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性格診断などのタイポロジー(類型学)の性質

 タイポロジー(類型学)という思考は、複雑で多様な世界の有り様に対して、グループ化し切り分…

丸い三角
6か月前
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MBTIという性格診断についての印象

 MBTIという性格診断がある。性格を二分する4本の評価軸を用いて合計16タイプの性格に分類する性格診断である。つまり、性格を4次元的に把握して類型化ようというものだ。用いられている評価軸は 興味関心の方向(Favorite world) E - 外向型(Extravertion) I - 内向型(Introvertion) ものの見方(Information) S - 感覚型(Sensation) N - 直観型(Intuition) 判断の仕方(Decisions) T