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中途入社1年でファイナンス部門の責任者に 楽しみながら働くための仕事観

2022年中途入社のMurayamaです。

私は新卒入社した会社などで4年ほど働いた後、6年くらいフリーランスとして働いていました。そして現在は、正社員としてサクラグに在籍しています。これまでのキャリアではチームで働いていたときも個人で働いていたときもあり、今回はそれらを経て考える仕事の楽しさを伝えていけたらなと思います。

以下に興味がある方は是非読んでいただけると嬉しいです。

・現在転職活動をしている方
・働く会社のカルチャーを重視したい方
・楽しみながら働く仕事観について興味がある方

・プロフィール
Murayama
2022年中途入社、ファイナンスディビジョンの統括を務める。大学在学中に公認会計士試験に合格し、監査法人にてキャリアをスタート。その後、病院やIT企業で経理を経験し、代表遠藤からのオファーで2021年12月からサクラグに参画。業務委託として関わる中でサクラグの文化に魅力を感じ、2022年12月に正社員として入社。現在もフリーランスを続けながら短時間スーパーフレックス制度を利用し、週5時短勤務中。


フリーランスからサクラグ正社員へ

フリーランスになった頃は再び社員になるという未来は全く想像できていなかったのですが、サクラグに業務委託として関わる中で、代表の遠藤とメンバーの温かさに魅力を感じ、入社を決めました。

業務をする中で印象的だったのは「どれくらいの時間を費やしたか」ではなく「成果とクオリティ」で評価されていると感じたこと。現在もフリーランスを続けている自分にとって、その価値観がすごくありがたく、働きやすさに繋がっています。また特にファイナンスディビジョンは、私以外は全員子育てしながら時短で働くメンバーで構成されていて、短時間スーパーフレックス制度*を使っている事例も多いです。

ファイナンスチームは各々が時間の制限がありながらも役割をコミットしていて、サクラグがDEIを推進する上での良いケースの一つになっていたら嬉しいですね。

 *短時間スーパーフレックス制度
 短時間であっても、所定の期間内における総労働時間や日数を満たせば、労働者が働く日にち・時間を自由に決めることができる制度(育児、介護、スキルアップなどの事情で少日数・短時間勤務を希望する方が対象)


”楽しい”と”楽しむ”の違い

話は変わりますが、今この記事を読んでくださっている皆さんは今の仕事を楽しいと感じていますか?アルバイトをしている学生の方々もいかがでしょうか。

私は以前、自分が好きなことや得意なことをやっていれば楽しいと思っていました。環境など、周りに楽しさを求めていた部分が大きかったんです。
それを当時の先輩に話したところ、笑福亭松之助さんに弟子入りした明石家さんまさんの話をしてくれました。

弟子入りしたさんまさんが、師匠の松之助さんにまずやれと言われた仕事の一つが掃除でした。それからさんまさんが毎日掃除をしていると師匠がやってきて、「掃除は楽しいか?」と言います。さんまさんが「いいえ、楽しくありません」と正直に答えたら、「どうしたら楽しくなるか考え(なさい)」と。数カ月後、再び同じ質問をされたさんまさんは「まだ…」と答えたんですが、その時に師匠から「掃除がどうやったら楽しくなるのか、考えるのが楽しいねん」と話をしてもらったそうです。

それがお笑いへの一歩の道だったようで、要するに、仕事や勉強とか全てにおいて周りが楽しくさせてくれることはなく、自ら面白くさせることが大事なんだよってことを先輩は教えてくれたんです。

サクラグのカルチャーにも「誰よりも楽しむ」がありますよね。

社内オンボーディング資料より引用

じゃあ、どうしたら自ら面白くできるかというと、今の私が感じていることは「どんな人生にしたいかを描きながら走ること」。周りのせいにしてしまっているときって、誰かの人生を生きているのと一緒なんですよね。友人の人生を生きてたり、会社の人生を生きていたり、パートナーがいる方はパートナーの人生を生きていたりとか。それよりも、自分の理想を描きながら走るということ、そして自分の人生を自分でモノにしていくことがすごく大事だと学びました。
私の中では、そのときに理想が固まったというよりは、このことを考えながら走っていくんだ、という気づきになった印象的な経験でした。


外からみたサクラグと実現したいこと

私はもともと「ひとの可能性を開花させる企業であり続ける」というサクラグのビジョンに共感して入社したのですが、私自身サクラグに入る前からこれはずっと意識していて。特に自分の開花でいうと、学生時代など過去の経験よりもどれだけこれから経験できるか、学べるかが大事だと思っています。やっぱり仕事は偶発的なことも多いので、働きながら可能性が開花していくことって多いですよね。これまで経験がないから出来ませんというのが私はいやだったので、それを組織全体で体現しているのはサクラグの好きなところですね。

あとは、一人一人を尊重し合っていて価値観を押し付けない文化が素敵だなと思っています。moreな部分としては成長期ならではかもしれないですが、まだまだ業務が属人化しているところですかね。組織として大事にしている部分をもっと言語化して、一定のクオリティが浸透していくようにリレーションしていきたいです。

今後は「ひとの可能性を開花させる企業であり続ける」というビジョンを持つサクラグが、上場をすることでより社会に影響の輪が広がればいいなと期待しています。もちろん利益の追求も重要ですが、サクラグの価値観が広まることで社会がより良くなると思いますし、それこそが上場の意義だと思っています。そこはファイナンスディビジョンとしても社内を巻き込みながら一緒に動いていきたいですね。一社目で監査法人で上場支援をしていた経験もあるので、未熟ながら私が役に立てることはどんどんサクラグに還元していきたいです。実現したいこととしては、世の中に良い影響を与えること。その一つとして上場を、というイメージです。そこが私の存在価値でもあると思っています。

業務以外でも同じで、自分を介して働くことの楽しさや面白さを伝えていけたら嬉しいです。サクラグでの挑戦を通して、貢献できる幅を広げていきたいですね。