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自分の嫌なところは実はポジティブなんだって

前に同じようなタイトルで書かなかったっけ?と思いましたが、見つけられなかったのでこのタイトルで突き進みます(笑) いくつも記事書いていると分からなくなってきますね・・。

ついやってしまう、自分の嫌だなーと思う行動はありませんか?
例えば、早く寝たいのに深夜までネットを見てしまう、先延ばしにしちゃう、自分の意見があっても言わない、つい感情的になって反論しちゃう、その場しのぎの嘘をつく・・
思い出すだけでも嫌になりますが(笑)、実はこれらの行動にも「意図」があり、肯定的な行動なのです。

という話が、1、2年ごしの積読本になっていた、『NLPの教科書』という本で書かれていてとても参考になったので、自分のことも振り返りながら書いてみたいと思います。


自分の嫌な行動にも実は何かしらの「肯定的意図」がある、考えると下記のように考えられます。

・早く寝たいのに深夜までネットを見てしまう
→知識を得たい、自由を感じたい。

・先延ばしにする
→先延ばしにすることで、今やりたいことをやりたい。

・自分の意見があっても言わない
→自分の意見を言わないことで、自分の意見を否定されたり嫌われることもなく、安心を得たい。

・つい感情的になって反論しちゃう
→すぐに自分の思ったことを言うことでスッキリしたい。こうしてほしいという気持ちを伝えたい。

・その場しのぎの嘘をつく
→その場しのぎの嘘で怒られずに済みたい。自分を守り安心を得たい。


私の場合は、「自分の意見があっても言わない」というのが課題だなと思ってはいるものの、なかなか取り組めていませんでした。

「意見を言わない」ことにも肯定的意図がある、と言われてなんだろうかと考えてみると、自分の意見が的外れなことだったらこいつはバカだと思われるんじゃないかとか、自分の意見が否定されるんじゃないかとか、「言わない」ことで自分を安全地帯に置こうとしていたんだと気づきました。

でも、ずっと自分の意見を言わないことを続けていたら、成長はありません。自分の意見を言わなければ、考えが合っているか間違っているかも分からないので、いざ自分がやるとなってもできません。そもそも絶対合っている意見も、絶対間違っている意見も存在しないと思うので、合っている・間違っているを気にしている時点で、違うんだろうなと思います。

こう考えてみると、もっと気軽に自分の意見を言ってもいいんだろうなと背中を押された感じがしました。とはいえ、すぐにはできないこともあると思うので、できない場面になったときは本で紹介されていたやり方をやってみようかなと思います。

肯定的意図(p.220)
1. 否定的行動を特定します。
2. 否定的行動をしているときの場面を想像します。
3. 内面に意識を向け、否定的行動をしているパートを感じます。
4. そのパートに「その行動を通して、何を得ようとしているのですか?」と質問して、パートの答えを待ちます。
5. 肯定的意図に達するまで、繰り返し4の質問をします。

また、自分自身に対してだけでなく、否定的な言動をする他人に対しての捉え方でも有効だと書かれていました。

「うまく行かないと思う」「リスクがある」など否定的な発言をする裏にも、批判をすることで優秀だと思われたいとか、リスクが大きいから失敗したら自分にも飛び火が来るんじゃないか、とか、何か本人にとっては肯定的な意図があるはずです。まずはそれらの意見を承認してあげて、「意図」は何なのか汲み取りその上で議論ができると、真っ向から対立して話が進まない・・ということも少なくなるのではないかと思います。

どんなに嫌だと思う行動にも何かしらの肯定的な意図が隠れていると思えば、嫌なところもポジティブに受け止めてあげられそうな気がしました。完璧な人間はいないので、多少は嫌なところとかできないことがあるのは当たり前ですし、いいところも悪いところも含めて自分なんだなーと思えれば、必要以上に自分を責めすぎることもなく、優しくなれる気がします。

昨日たまたま見た動画で、そもそも人間が生命として存在していること自体がすごい確率だという話を聞いて、自分が今生きてるだけで奇跡なんだと思いました。生きてて、かつ、noteを見る・書くだけの元気があるだけで、十分ラッキーなんだと思います。

だいぶ話が飛躍してしまいましたが、存在しているだけでポジティブなんだよ!ということを言いたいです。嫌なこととか辛いこととかもありますが、楽しめることは楽しんで、人生前向きに生きられたらお得だと思うので、今回の記事が人生を楽しむための考え方の参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

salar

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