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2022.6.15 米兵がトラウマになった日本戦

“玉砕”に隠された大本営の大失策
昭和天皇が激怒…語られない“アッツ島の戦い”の真実

「彼らは玉の如く、清く砕け散った…」

1943年5月30日。
日本軍最高統帥機関の大本営は国民に対し、初めて日本軍の敗戦を発表。
そこでは国民を無駄に動揺させず、そして散っていった日本兵へ最大の敬意を表すために“玉砕”という表現を使用しました。

しかし、そこには“もう1つの思惑”があったことを、あなたはご存知でしょうか?

北太平洋に浮かぶ小さな島、アッツ島。
そこで砕け散った日本兵たちを利用して、大本営はある事実を隠蔽することにしていました。

昭和天皇も怒りを抑えられないほどでした。

今回は、その蛮行の一部始終を書き綴っていこうと思います。


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