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【大切な人との別れとアロマとの出会い】

今、こうして生きていること。
食べたいものが食べられて
綺麗になりたいって思ったり
明日は何しよう?
3年後の私は何してる?
未来にワクワクすること。

当たり前のように過ごしている毎日が
とても大切でありがたいものだと感じます。

そんな風に感じるようになったのは、大好きな姪のおかげ。

とてもかわいくて、優しくて、がんばりやさんの自慢の姪っ子でした。
姪が看護師の仕事を始めて1年ほどたった時、
小脳に腫瘍があることがわかりました。


進行はあっという間で、歩くことも難しくなり車椅子生活に。
京都の姪の家では生活が難しい、となった時
バリアフリー対応の我が家で暮らそう、と義姉と姪を呼び寄せました。


私の子供たちも2人が大好きなので
一緒にご飯を食べたりゲームしたり出かけたり
毎日にぎやかに過ごしました。

いつもニコニコの姪っ子。
おしゃれも大好きだったけど
メイクもしなくなって
いつも着ていたのは着脱が楽なものやパジャマ。

食べることだけが楽しみだったのに
飲み込むことができなくなって
ゼリー状のものを飲むことが精一杯に。


姪と暮らすようになって、
なにか私にできることはないかな、と調べたことで
アロマテラピーを知りました。


イギリスやフランスなどでは薬として扱われ、
入院中の患者さんに治療の一環として使われていること。

アロマの香りが脳に刺激を与え
心の安定などにも使われること。

ずっとフラワーショップで働いていた私は、
植物がこんな力を持っているのだと初めて知り、驚きました。

植物の美しさで
心を癒したり幸せな気持ちになってもらう仕事だった私は
植物の力を心と身体に活かすことができる
アロマを学ぶことは自然な流れでした。

アロマのいい香りに包まれながら
優しく手足をトリートメントすることが
私と姪の大切な時間になり、
いつも嬉しそうに笑ってくれていました.。


特に不健康な生活を送っていたわけでもなく
本当に優しい姪が病気になってしまったことが
悔しくて理不尽でたまりませんでした。

25歳の若さで亡くなってしまった姪のことを考えると
4年経った今でも悔しくて涙が出ます。

23歳で脳のガンになるなんて
身近に見ていても
想像もつかないほど恐ろしいこと。

普通にできていたことがだんだんできなくなって
誰かの手を借りなければ動けない。
話す事も難しくなって気持ちが思うように伝えられない。

20代の女の子が普通に過ごすことができずに
どんな思いで過ごしていたんだろうと考えると
胸が苦しくなります。


どんなに気を付けていたとしても
病気になってしまうことはあります。

どんなに願っても治らないことも。

だけど、
少し気を付けることで回避できる危険はあるはず。

病気になってしまったとしても
上手に付き合っていくことで
気持ちも身体も幸せになる。

アロマテラピーを学び、身体と心のつながりを学んだ私は
大きな病気にならないために
今ある不調を見逃さずにケアすることの大切さを
たくさんの方に伝えていきたいと決めました。

そう決めた矢先、
自分自身の身体にある不調が・・

vol.2、Vol.3へ続きます。





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