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読了:「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」/ 登場するダメ女はわたしだった。

これ、たくさんの人に読んで欲しいなと心から思う。
食生活って本当に大切だから。

めちゃくちゃな食生活をしていた人たちが、お料理教室に通うことでお料理上手になって、ちゃんとした食生活を送れるようになるまでの話。

これ、そっくりそのままわたしが経験したことと同じ。

わたしは人一倍、ジャンクフード大好き、砂糖たっぷり菓子パン大好き、お菓子大好き人間だった。
そんなわたしが、ちょうど2年前の夏にお料理教室に通い始めて色々なことを教えてもらって、今では自炊が当たり前になって、健康的な食生活を送っている。

めちゃくちゃな食生活をしていたわたしなのに、今や、栄養の概念がない食事はあまり好きではない。
とはいえ、「体のための栄養」と「心のための栄養」があると思っているから、心のために、今でもジャンクフードも菓子パンもお菓子も食べるけど。

それでもやっぱり「体のための栄養」は本当に大事。
健康な体でいないと、遊べないし、出掛けられないし、働けないし、勉強もできない。
本当に「健康第一」なのだ。

時代はどんどん便利になっていき、なんでもすぐに食べられるようになった。
それと引き換えに、人々は不健康になっている。
すぐに食べられるものというのは、添加物が山ほど入っていて、栄養素なんて消え去ってしまった、栄養の概念がない食べ物なのだ。

そんなものにお金を使ってはいけない。
これは「心のための栄養」を摂りすぎている時の自分にも言いたいことだけど。

スーパーに並ぶ商品を見ると、
「どうしてこんなものが売っているの⁈」
「こんなもの売らないで欲しい」
と思うことばかりだ。
たぶん理由は、みんなが買うから。
それならば、みんながもう買わなくなればいいのに。
売れなくなればスーパーに並ばなくなる。
消費者の意識を変える必要がある。

だからこういう本を読んだりして、少しでも多くの人の意識が変わればいいなと思う。
ほんとに心から。

わたしがお料理教室で習ったことは、包丁の使い方から始まり、調味料の計り方、お米の研ぎ方とか。
半年ほど経って45品くらい習い終えたころには、わたしの食生活に対する考えは根本から変わっていた。

「そんなにお金をかけなくても健康的な食生活はできる」

「いつも行くような身近なスーパーでだいたいの食材は手に入る」

それまで健康的な食生活って、セレブと言われるようなお金持ちしかできないことだと思ってた。
色とりどりの野菜、オーガニック、無農薬、、、
わたしみたいな庶民には手が届かない理想の食生活。

そりゃあ、お金をかければかけるだけ良い食材は手に入る。
でもそこまでしなくても、

・いつも行くスーパーで旬の野菜を買う
・レトルト食品は買わない
・パッケージの裏をちらっと見て、できるだけ添加物のないものを選ぶようにする
・自分で調理する

うちの横にある小さなスーパーでもこれを意識するだけで充分、健康的な食生活ができるということが分かった。

たぶん最後の「自分で調理する」というのが、ハードルが高いと思われているような気がするけど、それは絶対に気のせい。

がんばれないなと思う日は、お肉を買ってきて、塩胡椒して焼くだけでもどれだけ美味しいことか。
ニラや玉ねぎ、キノコと一緒に炒めてもいい。
お肉の横に、レタス、きゅうり、トマトなんかを添えて、オリーブオイルと塩をかけるだけでも最高。
本気で何もしたくない日は、刺身と納豆ご飯。
頑張ってトマトくらいは洗って、切って、塩をかける。

頑張れる日には、ネットやSNSに溢れるほど公開されているレシピを検索して、食べたいものとか、チャレンジしてみたいレシピに挑戦する。

料理はやればやるほどハードルが下がって、美味しいものって余裕で自分で作れるということが分かってくる。

それに、自炊って経済的。
デリバリーや外食をすると、あまりにお金がかかって驚く。

料理するって、どの角度から考えてもいいことしかない。
それなのに、大事にしていない人が多すぎる。

大事にできるようになりたいなと思う人がいたら、ぜひそのきっかけに読んでみて欲しい本。

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