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読了:「バカの壁」 / わたしはバカだった。

例え今さら感があったとしても、大きく話題になった本は読んでみたい。
理由は、この前思いの丈を書いたこれでもある。

ということで、これを読んだ。

わたしは今のままじゃダメだわと思った。

「雑学」=「良識」ではない

わたしは、雑学をたくさん知っている人は、良識があって賢くて信用できる人だと思っていたし、そんな人になりたいと思っていた。
でも、「雑学」=「良識」じゃない。
「良識」というのはもっとあやふやで、文章や口頭の説明だけで理解できるものではない。
実際に触れたり、映像を見たりして感じ取ること、そういう言葉では言い表せない大事な部分を知ることが「良識」。

「個性」より大切なことがある

わたしは「個性」や「自分だけの何か」を探していた。
でも「個性」って「身体そのもの」なのだ。
飛び抜けた個性がある人は一流のスポーツ選手になったり、何かの一流になれる。
その他の凡人のわたしだって、探さなくったて個性を持っている。
誰とも同じ顔をしていないんだし、隣の人と間違えられることなんてない。
「個性」を探すなんていうのはやめて、もっと、大切な親や大切な友達の気持ちを理解してあげられるような人間になることの方が大事。

変化するのは「自分」だけ

日々めまぐるしく変化する世の中の情報を知りたくて、SNSばかり見てる。
でも、変化するのは情報ではなくて、自分なのだ。
寝ているときだってわたしは回復したり老化したりもするのだから。
偉人の功績や名言=情報は変化しない。
それを捉える自分が変化する。
だから昔は理解できなかったことに感銘を受けたりする。
思考しすぎて動けない性質があるわたしだけど、情報ばっか集めないで自分でちゃんと感じ取って、動こう。

こういう本を読むたびに、自分は典型的なダメなやつだと気付かされるけど、それに気づけて本当に良かったと思う。
本を読まなかったら知らなかった世界。

本との出会いは人生を変えるね。

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