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読了:「女らしさは誰のため?」 / わたしって女らしいんだと思った。

また、スーさんの本を読んだ。

脳科学者の中野信子さんとの会話形式の本なんだけど、お二人の頭が良すぎて、言い回しや言っていること自体が難しかった。
それでもとっても興味深い内容だったから、余裕で読み切ったけど。

独身男性と独身女性なら、独身男性の価値の方が高い、という話に激しく共感。
男性は「結婚しないのね」と見てもらえるのに、
女性は「結婚できないのね」になる。

わたしは自分が結婚していないせいか、性別によるその人の価値に差を感じることはないけど。
でも、世間一般的にはやっぱり、独身男性の方が価値が高いよね。
ひどい話だ。

世間一般に言う「女性らしさ」と「自分らしさ」が合致していなくて、とっても居心地が悪かったというお二人。
それに比べてわたしはおそらく、それが合致している気がする。
「女性らしさ」を持ち合わせている方が結婚向きだと書かれているのに、わたしときたら結婚してない。
おかしいなあ。

昔から「一番に結婚しそう」とか「気が強いわけでもないし絶対結婚できるよ」とか「お嫁にしたいタイプ」とかわりと言われてきたのに。

やっぱりなんでわたしは結婚できないのだろうと、改めて考えてしまった。

あと、「人類の進化はほとんど終わっている」という話も興味深かった。
恐竜が滅亡してしまったように、人間もそのうち滅亡してもおかしくない。
滅亡しちゃえばもう、婚活も結婚も関係ないじゃん。

とか現実逃避もしたくなるけど、まぁでも、わたしが生きている間にそんなことにはならなそうだから、黙って婚活しよ。

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