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【海外インターン体験記】(21) Adecco Thailand

初めまして!現在タイのバンコクにあるAdecco Thailandでインターンをしています、同志社大学4回生です。遅いのか早いのか、僕がインターンを始めて3ヶ月が経とうとしています。今回は、僕のインターン生活や、そこで学んだこと、なぜインターンをするに至ったのか等、僕の体験談を綴ります(^^)これを読んでいただき当インターンに興味を持っていただけたら幸いです!

*Adecco Thailand : 1957年創業のスイスを本社とするAdeccoグループのタイ支社。世界最大の人材サービスを展開し、その規模は世界5500支店、世界60エリアにもなる。

〜僕は教員志望です〜

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前提として誤解のないように、僕は将来教員になりたいです。一見全く関係のなさそうなAdecco(人材)と教員。でも僕は、教員志望の人もインターンをすることに大きな価値があると思います。考えてみてください。教員は生徒にとって、ある種コンサルタントのようなものです。候補者(生徒)と企業(志望校や会社)をマッチさせる、良き相談相手でなければなりません。より多くを知った教員は、もとい社会の現実を知っている教員は、今の日本においてあまり多くないのではないでしょうか?近年、生徒が多様になる中、教員のバックグラウンドも多様であるべきとの見解が深まっています。異文化で四苦八苦しながら、もがいた経験は、一生の宝物になることでしょう。

確かに、僕の経緯は異質かもしれません。海外インターンを行う多くの人が、営業経験を積むため・ビジネスで成果を残すため、といった一貫したキャリアビジョンがある中、僕は人生のお試し期間のような理由で、ここにいるのですから。でも、理由はなんだっていいんじゃないでしょうか?実際Adeccoのインターンで求められることは意欲や思いやり、自分を客観視できているかといったことです。スキルは確かに大切かもしれません。でもAdeccoインターンで最も重要なことは、そんなことではないのです。

〜留学生とは違います(笑)〜

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僕はタイに来る前、交換留学生としてフィンランド・ドイツに約半年間留学していました。海外で生活したい!と一概に言っても、実際留学生とインターン生では色々と違います。

僕の感じる主な違いは以下です↓

インターン生は時間がない

時間は自分で作るものとは言えど、さすがに留学生に比べるとインターン生の自由時間は限られます。前者は取る授業を自分で立て、好きな授業に参加し、人によるかと思いますがサボることだって自己責任で可能です。しかし、インターン生はどうでしょう?もし体調を崩してしまい2.3日休みを取るとします。すると自分だけでなく色々な人の業務を遅らせてしまいかねないのです。留学生とインターン生の違いには「責任感」が挙げられるのではないでしょうか。とは言え、休日は必要です。僕は土曜日と日曜日、祝日はあまり仕事については考えていません。ONとOFFの切り替えができる環境がAdeccoにはあります。

コミュニティが広がらない

交換留学の場合、放っておいてもオリエンテーションや授業で動き回って人と会うでしょう。しかし、インターンの場合、仕事内容にもよりますが、会う人の数や種類が限られます。自分から色々な場所に飛び込んでいく自主性が留学生よりも必要です。僕は休日、できるだけ多くの人に会って、色々な話を聞くことに熱中しています。折角、海外にいるのだから、日本ではあまりお目にかからない人(駐在員や外国人)を巡るのはすごく楽しいです。

現地語が覚えられない

本人の気持ちにもよりますが、留学生とは違い現地語の授業がないので、これも習得するためには自主性が不可欠です。特にタイでは英語を話せる人がヨーロッパに比べると多くないため、基礎的な単語を覚えないといけません。僕は最近やっとカフェのオーダーやほんとに基本的なことが単語で言えるようになった程度です。

ビジネス用語やマナーの習得

これは本当に将来役に立つと思います。例えばinvoice(請求書)であったり、withholding tax(源泉徴収)であったり、日本語でもあまり使わない単語を、やはりビジネスの世界では使用します。まだインターンという身分のため、知らなくても許されますが、大事なお客様との会話でこれが発生すると信頼を失いかねません。一歩一歩自分の市場価値を高めようと日々奮闘しています。

〜マイペンライの風潮〜

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僕の所属するAdecco Thailand は現在、日本人コンサルタント6名、日本人インターン3名、そしておよそ50名ほどのタイ人で構成されています。僕は仕事上、経理や総務の方(タイ人)等、社内のタイ人と関わることが多いのですが、日本人に比べると適度なルーズさを感じます。これがタイ人の良さでもあるのですが、日系企業だとおそらく考えられないようなあたりまえがそこではまかり通っています。

少しのミスならマイペンライ(気にしないで)と言って、水に流してくれるところは個人的にありがたいです(これに慣れてしまって良いのかは疑問ですが)

さらにタイ人の国民性として、仕事より私生活が大切という考え方があります。お昼ご飯の時間と定時(18時)になると、殆どのタイ人がオフィスから居なくなります。気づいたら、だだっ広いオフィスに僕1人というのも2、3度ありました。そんな風潮のため、インターン生も帰りたい人は帰る、残りたい人は残るという、自由意志に基づいた決定ができます。僕はインターン1ヶ月目こそ業務を覚えることに苦労して少し残って居ましたが、最近はずっと定時であがっています(ちなみに出社時間も厳密には決まっておらず、around 9:00です)

〜多種・多様な業務〜

僕の主な業務 : コンサルタントのアシスタント(履歴書作成、請求書作成、企業や候補者との連絡) 求人投稿・新規ブログ立ち上げ・インターン採用・日本語アセスメント・電話対応 etc...

上記のように、僕の業務は多種・多様です。色々なことを同時並行で行わなければならないためタスク管理能力が必要となります。例えば、履歴書を作成していたら日本語アセスメントをお願いされたり、求人投稿をしていたら、急ぎで行う仕事が舞い込んだりと日によっては、てんやわんやしています(笑) 

特に候補者や企業の方とのメールは、こちらが送ったとしても返信がこない場合もあります。そんな時、いかにフォローし忘れずにいるか、どの職場のどんな役職についたとしても大切なスキルだと思います。

〜僕の一日(平日)〜

8:20 「目覚ましとともに起床」

家賃 : 8000バーツ (オフィスから徒歩10分)  光熱費 : およそ1000バーツ BTS Ari駅近く 

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たまにお風呂に入ってから、家を飛び出す!タイの暑さに嫌悪感さえ抱きながら、近くのセブンイレブンと屋台で、朝ごはんのバナナ(7バーツ:20円)とお昼ご飯のお弁当(60バーツ:200円)と)をそれぞれ購入。

9:20 「出社」

12:00 「楽しみなお昼ご飯」

日によって異なりますが、僕は気まぐれでお弁当、きまぐれで社食・フードコートに他のインターン生や社員さんと行きます。

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35バーツ (約110円)

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オフィス(11階)からの眺め

13:30 「仕事再開」

18:00 「帰宅」

日によって異なりますが、夜ご飯を食べて帰宅するか、どこかのイベントに参加することもしばしば。但しすごく疲れているときは、すぐ寝てしまいます(笑)

24:00 「睡眠」

〜Adeccoプチ旅行〜

Adecco Japaese Devisionのみなさんは、たまに旅行にも連れて行ってくださいます!今回はバンコクから車で2時間ちょっとのリゾート地「Pattaya」一泊2日のリゾート観光でしたが、とてもリフレッシュできました。

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パタヤのビーチ

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Sanctuary of Truth

〜僕にとってAdeccoとは〜

僕の初インターンは何を隠そう、今働いているAdecco Thailandです。日本では何度かワンデイのインターンに参加したことはありますが、今思うとやはりあれは、表面的なことしか分かりません。長期インターンが全て同じなんてことはないですが、少なくともAdeccoではインターン生にも社員と同じ発言権が与えられています。ということで、僕にとってAdeccoは…

【Adeccoの魅力】アイデアを形にできる場所

と言えるでしょう。

なぜなら、今この記事を書いているのも

「記事を掲載したい」

「Facebookで集客をしたい」

という僕の言葉を、社員さんが汲み取ってくださったからです。目の前にできる場所があるのにそれを掴まないなんて、檻の扉が開いているのに出ない鳥と一緒。僕はこの3ヶ月間、環境に対応することや、通常業務に慣れることに一生懸命で、僕らしさというものをあまり出せていませんでした。でも、次の3ヶ月、いや6ヶ月後は、自分の強みを生かした働き方をしていたいと思います。

〜一緒に働いてみませんか〜

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【募集詳細】                                           募集人数 : 2名  期間 : 2019年9月ごろから半年や一年(応相談)  場所 : BTS Ari駅から徒歩5分  求める人物像 : やる気がある人、心から自分を変えたいと思う人、海外に興味のある人、柔軟性がある人

僕は現在、大学4年生を休学してインターンに参加しています。「休学」という選択はあなたにとって、とても大きな決断かもしれません。ぼくもそうでした。でも、僕が今思うのは「Adeccoは自分の殻を破れる場所である」ということ。確かに辛いことや、つまらないこともあります。でも逆に面白くて仕方がないことや無限の可能性に満ち溢れた業務だってあります。異文化である「海外」に身を置きながら「共に成長」してみませんか?

僕たちはあなたたちと働けることを心から楽しみにしています(^^)

より詳しい情報・応募はこちらから↓


いただいたお捻りは一人暮らしの生活費に使わせていただきます(^^)泣笑 本当にありがとうございます! Kiitos paljon. Thank you. เพิ่ตั้งครับ. Teşekkürler ederim.