石橋を叩いて渡る、、、なんならひとに叩かせる。

慎重なのは悪くないが、さも｢わたしは平気なんですよ｣という顔をしてする。
渡れることをしっかり確認してから、最初から分かっていたと言わんばかりにスキップで渡る。

なんてヤツだ。

うちの次男だ。

強がりでシャイなお方だ。
ついでに付け加えれば、ガンコ者でもある。

彼のやる気スイッチは、それはそれは分かりづらい場所にある。

押してるつもりが全然反応しないこともあれば、押してないのに勝手にONになることもある。

彼は一筋縄ではいかない。

彼を見ていると思う。

やる気ってなんだ。

やるぞ～っていう気持ち、
頑張るぞ～っていう気持ち、
負けてたまるか～っていう気持ち。

だとしたら、彼にはそれはないかもしれない。

やるぞ～って湧いたときにはやってる。
頑張るぞ～って思ったときには頑張ってる。
負けてたまるか～って言う状況では半べそをかいている。

石橋をひとに叩かせておいて、
スキップでわたり始めて、
もし、急にドシャー！っと崩れて落ちたらどうなるか。
そこが、ヤツのすごいところで、
びっくりしたー！とちょっと武勇伝語ってやろうみたいに半笑いで上がってくる。そんなことがあったような気がする。

とあることで、
長男に石橋を叩かせていた彼が、
｢やる気になった｣と言った。

ほほう。ほほう。
キミはすでに、始まっている。
、、、北斗の拳のニュアンスでキミに告げよう。

ひとに石橋を叩かせているそのときから、始まっていたんだね。

もう、よく分からないから、
そう思うことにするしかない。

応援するしかない。

がんばれ！キミ！！

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