サービス業の労働過程論

サービス業の労働過程論に興味が湧いています。全くの専門外なので、これから少しずつ調べてみようと思っています。何かしら自分の研究と繋がる点があれば、がっつり取り組もうという目論見です。

サービス業は価値形成論で争点になっていたみたいですね。マルクスも再読したいです。

より具体的には、介護職の労働過程論に関心がありますが、まずはいろいろ読んでみようと思っています。暫定的なリスト。

Braverman, H. 1974. Labor and Monopoly Capitalism. =富澤賢治訳,1978,『労働と独占資本:20世紀における労働の衰退』岩波書店
櫛田豊,2005,『サービスと労働力の生産』
飯森信男,2014,『日本経済の再生とサービス産業』青木書店
石井久美子,2014,「『介護の社会化論』の研究」『人間文化研究』第18号:71-84
松川誠一,2005,「介護サービスの商品化とホームヘルプ色の労働過程」『東京学芸大学紀要』第3部門社会科学,56:139−153.
三家本里実,2018,「情報サービス産業における労働過程の編成とマネジメントに関する実証研究ー労働者の労働過程への『関わり』と自律性に着目してー」一橋大学博士論文
森川美絵,2015,『介護はいかにして「労働」となったのか−制度としての承認と評価のメカニズム』ミネルヴァ書房
日本労働社会学会編集委員会編,2014,『サービス労働の分析』東信堂
鈴木和雄,2012,『接客サービスの労働過程論』御茶の水書房

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