自主ゼミの紹介

僕がやっている自主ゼミの趣旨・特徴・運営の仕方について書きました。
自主ゼミの基本情報↓
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趣旨

・社会学を中心に、社会科学の文献を読む
・時流に乗って読書テーマを決めることも多い
→動物倫理(ヴィーガニズム)、ポピュリズム(参院選後のれいわ新撰組にまつわる言説)など
→よく分からないから知りたいという動機が大事
・気軽に参加できるような勉強の環境を作りたい
・一人だと読むのが辛そうな本をみんなで読む場を提供する

特徴

・毎週開催している
・同じ時間・同じ場所で開催している(土曜の13時、大学内のラウンジ)
・コーヒーや紅茶をその場で淹れる
→その場でコーヒー豆を挽く。フレンチプレスを使う。
・レジュメは作らないことが多い
・たまに研究発表をしたい人が自分の草稿を発表する
・Dropboxで情報共有している

運営の仕方

・ 全員の専門分野がバラバラなので、一つのテーマに特化して読むことはない。
→「知りたいことを知ろう」の精神。
・「ゆるい」開催がモットー。ガツガツやりたい人は別の研究会の方がいいかも。
→専門分野ではない文献を読むのは大変。
→「しっかり事前に精読」を前提にしない。ざっくり内容を把握する程度には読んでくればいい。
→一般的に言って、本を読めていない人は段々と勉強会に参加しづらくなる。それではもったいない。
→→「土曜の午後にとりあえず行くか」くらいのハードルで参加できる場をつくる。
→→「ここわかんないなー」って言い合いながらいっしょにその場で読んでいく。

雑記

・毎週開催する利点は、第一に、一定のペースで着実に勉強を進めることができる点である。→勉強のペースメイクが容易。
・第二に、自然消滅を防げるという点にある。
→不定期開催の場合、日程・時間・会場調整など主催者の負担は増えてしまう。
→他方で、日時・場所が毎回固定ならば、こうした調整コストは削減できる。
→予定調査アンケートなどを毎回する必要もない。
・第三に、比較的短いスパンでさまざまな分野の文献を読むので、一回一回の不参加の不利益が少なく済む。
→分厚い文献をゴリゴリ読む読書会では数回休んでしまうと議論の流れについていけなくなることがある。
・自主ゼミでは、基本的に一つの文献を2,3回前後で読む。長くても一つのテーマにつき1ヶ月半(5,6回)で完結するので、好きな時に参加できる。新参者も加入しやすい環境か?


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