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決定的"違い"

 あるところに、2人のコーチがいました。

 1人は小規模ながら安定しています。クライアント数も徐々に増え、コーチも信頼に応える形で仕事しています。地味ではありますが、着実に成績は良くなっていて毎年、ゆるいながらも右肩上がりです。

 でも、もう1人のコーチは違いました。クライアントが思うように増えないのであれこれ手を出し始めています。YouTube、インスタ、X、フェイスブック、最近はTikTokやAI関連なんかもスタートさせました。一日の始まりはビジネスの情報を漁ることからスタートするのが日課になっています。

 最近は自分がやるべきこと意外は外注し、売上を自動化することに躍起です。とりあえず投資が必要だということでビジネス投資もしていますが回収のイメージは立っていません。実際の成績は今のところ右肩下がりですが、「そのうち一発当たる」ということを信じて疑わないポジティブシンキングで日々、頑張っています。

違い

 さて。
彼らの違いは何だと思いますか?

 おそらく、先の話を読むと「前者でありたい」と誰もが思うのではないでしょうか。でも、残念ながら多くは後者のパターンにハマることが多いのです。それを望んでいるわけではないのに…です。

 実は僕もそういう時期がありました。僕の場合は幸いそこまで深入りしませんでしたが。でも、多くの人はお金をかけてビジネスのことを学んでいるのに後者のパターンを取ってしまうことが多い印象です。

 では、何が違っていたんでしょうか。それは…
視点です。視点が違うんです。

命運を分ける、戦略と戦術

 前者は視点が戦略的。
大事にするものが非常に根本的。だから、具体的なやり方を修正するのに躊躇がない。これは違う表現をしたらやり方というものに囚われてない、ともいえます。現実は自分で作るもの、と喝破しています。

 見ているポイントが根本的だから、目先の現象に囚われないのです。だから、一見、うまくいってないように見えても無視できる。短期的な部分は度外視しているのです。結果、長期的にうまくいく。

 一方、後者は視点が戦術的。やけに具体的なものに目が向きます。○○がトレンドとか言われたらすぐにのっかります。そういうフットワークの軽さがうまくいくこともあるのですが、ビジネス全体を貫くポリシーがないから活動そのものが続かない。

 眼の前の現象に左右されるからちょっとやってみて結果が出ないとすぐに心配になる。ちょっとやってみてすぐにジャッジを下す。

 現実は意のままにならないと考えるからうまく現実の波乗りが出来る人の言うことを全部鵜呑みにしたらいいと考える。ところが戦術的視点が馴染みすぎて、戦略的にやっている人を見つけることができないから…「この人、うまく波乗りしてるなー」と思ってマネした人がへっぽこコーチだったりして結局、結果がでない。

 だから、仮に結果が出てもそれがいつまで続くか不安だし、不安だからあれこれ手つけてどれも形にならない経験をしてしまう…

 ざっと解説するとこんな感じになりますが、これはよく散見されるパターンです。
戦略的視点を持っているコーチと戦術的視点に囚われているコーチはこれだけ違うのです。

 あなたはどちらを選ぶでしょうか。

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