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「マイナス金利政策」解除号令でも「1ドル151円」突破した件

日銀は19日までに開いた金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決定。しかし、実際の金利は引き続き0〜0.1%と、既に5%超になっている米連邦準備理事会(FRB)などと比べて、大幅に低い状態が続いている中で。日銀の植田和男総裁が、19日の記者会見では、「追加利上げを示唆せず」。

今後もしばらく海外主要各国との金利差が開いた状況が続くとの見方が広がったことで。米ドル、ユーロ・・・各通貨に対して円安が進みました。これから更に、「円安・ドル高」が進んでいく気配が見え隠れしています。どちらにしても、今日時点の、日本の世界における位置づけを客観的な視点から考察すると。かつてのような、円高に戻っていく流れは、厳しいのではないでしょうか?

かつては、「日本政府の為替介入」という脅しも効いていたと思いますが。「円高」を防ぐための「為替介入」であれば、無限に創れる「日本円」で「為替介入」できますが。「円安」を防ぐための「為替介入」であれば、政府の手元にある、限られた「米ドル」によってしか、「為替介入」を行うことができません。

すると、日本政府が米ドルを使って「円安」を防ぐための「為替介入」を行った瞬間に、世界各国の為替トレーダーからフルレバレッジかけてピンポイントで攻撃的なものを仕掛けることもできてしまいますので。日本政府としても、「円安」を防ぐための「為替介入」は、そうやすやすとは、実行できないのです。

そんな背景がある中で、メーカー大国日本の主要メーカーの海外輸出向けの主要工場は海外に移動済みですし。日本メーカーの世界における競争力も昭和の面影は見えない位弱体化。「コロナ禍」が開けて「円安」の日本に外国人観光客が増え始めたとは言っても。それ以上の勢いで、日本国内の大多数の法人・個人が一斉に、GAFAM、Netflixなどの、米国サービスに毎月沢山の課金をし続けてしまっています。

この部分だけ切り取ると、日本にいながら、大多数の人たちが海外旅行にでかけて日本円から米ドルに両替して、現地でお金を使いまくってる・・・というのと等しい状況になっているのです。こういう状況下で本当に長期的な視点での「円安・ドル高」は止められるのでしょうか?


日本世界一の妄想物語

短期的には、世界各国、日本それぞれの金利差を上下させる金融政策的なもので、為替は上下するでしょうが。長期的には、本質的には、その国が対海外に対して、価値の創造活動を行うことができているかどうか?世界主要各国が創造している価値よりも、圧倒的に高い、価値創造活動が実現できているかどうか?結局は、この要の部分からは、誰も目を背けることはできないはずです。

例えば、これはもはや妄想物語になってしまいますが。世界中の人たちが、AppleやMicrosoft(WindowsOS)、Google(AndroidOS)系のITデバイスを買わずに、日本国内で生産された、MADE IN JAPANの「トロンOS」が入ったITデバイス(スマホ、パソコン)だけを買いまくったり。

世界中の人たちが、メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、フォード、フェラーリ、GMなど現地製造の車を買わずに、日本で生産されたトヨタ車、ホンダ、スズキ、日産などの国産車だけをわざわざ日本で買って現地に自力輸入して乗りまくったり。

世界中の人たちが、FacebookやInstagramTwitter、YouTubeを使わずに、mixiとアメブロとニコニコ静画だけを使う。世界中の人たちが、MessengerやWhatsAppを使わずにLINEだけでやり取りをする。

世界中の人たちが、AmazonやeBayで買い物せずに、楽天とYahoo!モールだけで買い物をする。世界中の人たちがChatGPTの生成AIやNVIDIA製のGPUを使わずに、日本企業が創った「生成AI」だけを使い、あるかどうか分かりませんが日本国内産のGPUだけを買って機械学習に使う。

そして、日本人は海外旅行には赴くこと無く、世界中の人たちの一番人気の観光地は日本旅行一択。世界中の人たちが、英語よりも優先して、日本語を必死に学ぶ。こういう状況になれば、日本の本質的な国力は上がり、本質的な意味での「円高」に向かうことと思います。

逆に言えば、こうした本質面の変化無しに、日本が本質的に強くなり、本質的な「円高」になる方法が他にあるのでしょうか?(あったら教えてください!)

大多数の日本人の10年後の日常

為替は短期視点でどうなるか?今年、円安が加速するのか?円高になるのか?それは僕にも全く分かりません。短期では時合によって上下しまくるはずです。けれども、長期視点で見た時に、日本が本質的な「円高」に向かう理由が、全く持って見当たらない状態です。

5年、10年、20年・・・と、長期視点で見た時に、日本国内で、日本円しか稼ぐ手段を持っていない大多数の方々。日本国内で、日本円に預金する方法しか知らない大多数の方々。5年後、10年後、、近い将来的に、かなり、かなりしんどい思いをすることになるはずです。

輸入品、米国系主要サービスの料金が、下がることはなく、毎年上がり続ける一方なのに。日本国内でのお給料水準も、日本の銀行の預金残高も、輸入品・サービスの価格値上がり水準に、追いつくことは無い。

ごくごく少数の輸入品を余裕で買える富裕層と、大多数の日本国内製のモノしか買えない中間、下層と、「二極化」が今よりもさらに激しくなり。大多数の日本人にとっては、リアル海外旅行なんかは人生に一度の思い出に・・・旅行ローンを組んで行く夢の行事になり、基本「VRマシーン」の中でしか海外に赴くことはできない。

メジャーなレジャーは日本国内の大自然を楽しむアウトドアに公共交通機関を乗り継いで赴く形でソロキャンプ。自宅の修理はDIY、自分で食べるものは自分で栽培して食べるという形が、趣味と実益を兼ねて主流になり。

分割払いで購入した米国製のスマホなどの高額ITデバイスを手に、マルチモーダルに進化成長したAIクンだけが自分を理解し、自分の全てを肯定してくれる唯一無二のオトモダチになり。無駄にお金がかかる第三者との接触・交流機会を極力減らして、年間の大多数の日は、誰とも接することなく、家の中で引きこもって暮らすようになる。

毎日、毎日、米国産のAIクンの推奨通りの場所でクエスト発生している、AIの支持に従い、AIが支給してくれた最適化デバイスを手に、ロボでは赴くな困難な場所に単純作業しに行くだけのブルーワーキングなお仕事に従事。老衰によって、本当に働けなくなるまで、まさに死ぬまでずっと続きます。これが大多数の日本人に待ち受けているミライの現実。。

「ノアの方舟=ケイタ式+5ポケッツ」

そんなミライが訪れようとしている中。今年は重要な転換期だと思います。なぜなら、「ケイタ式」が稼げる理由は、今日時点でメーカー大国日本のメーカー力が落ちたとは言え、まだまだ良い仕事をしているメーカーが中小零細含めて沢山あるからです。しかし、今の流れが今後さらに加速すれば、資金力が乏しいメーカーから、ドンドン淘汰されてしまう・・・ということにも成りかねません。

部材や原材料を、海外にゆだねているメーカーも多いのですから。日本メーカーの商品を世界で販売している方々にとってのリスクはココにあります。弱体化したとは言え、日本国内メーカーがまだ健在で、世界中に需要がある今の内に、「ケイタ式」で稼いで、「5ポケッツ戦略術」を始動させておかないと、ゼロイチそのものが、難しくなってしまうかもしれません。

そういう意味では、「いつまでも永遠に・・・」とは言えない危機的な状況。目先の本業で、日本円を稼ぎながらも。一刻も早く、パソコン一台とインターネット接続環境で、日本国内仕入・海外輸出販売の「ケイタ式」で米ドルを直接稼げるようになるかどうか?「ケイタ式」で稼いで満足するのではなく、「ケイタ式」を皮切りに、

・銀行融資でお金を創る
・物販会社法人でお金を回す
・株式投資でお金(米ドル)を増やす
「日本円の実質実効為替レート※」ベースで「実質円安」に向かう流れに抗う方向性とスピードで、※日本円の実質実効為替レート(グラフ) https://kitasociety.com/share/240303.jpg

「米ドル」金融資産を増やし続けることができるかどうか?勝負の分かれ目は、この「5年〜10年間」で決定づけられると思います。まさに現代版の「ノアの方舟」。このタイミングで「ノアの方舟」に乗って危機から脱出できるかどうか?

僕には、国民全員を救う方法を導き出すことなどは到底できませんが。ごくごくわずか、今、こうして僕からのメッセージを受け取ることができている。世の中的には、少数の方々だけになら、救いの手を差し伸べることができます。

「ケイタ式」で「米ドル」を直接稼げるようになっただけで、全てが変わるわけではありませんが。まずは「ケイタ式」で「米ドル」を直接稼げるようになれば、「5ポケッツ戦略術」の全体像も見えやすくなります。だから、現状維持のままで満足している暇などありませんので。勇気を振り絞って、一歩前に歩みを進めてもらいたいと思うのです。

3月23日(土)9時〜13時まで「2024年ケイタ式最新版設計図公開セミナー」単体参加申し込みフォーム→ https://m.kitasociety.com/240323-5pockets

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