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日本人のお金持ち度合い「過去最高」2,141兆円突破!

日本銀行が3月21日に発表した2023年10月〜12月期の資金循環統計(速報版)に基づくと、2023年12月末時点の家計(家庭経済)の金融資産は、2,141兆円。5四半期連続で、過去最高を更新したとのことです。この理由は、株高によって、株式や投資信託の含み益が膨らんで、金融資産残高を押し上げたから・・・ということです。

投資信託の保有残高は、前年同期比22.4%増の約106兆円。株式等の保有残高は、前年同期比29.2%増の約276兆円。保険・年金・定額保証は、前年同期比0.9%の537兆円。さらには、「円安・ドル高」が進んだことで、
(2022年末1ドル130円台
 ↓ 
2023年末1ドル140円台)
と、より円安が進んだことで、外貨建て保険商品の円ベースの残高が増加したとのことです。

・現預金:52.6%
・保険・年金・丁型保証:25.1%
・株式等:12.9%
・投信:5%

とのことですが。ちゃんと、この「日本人過去最高にお金持ち」の流れに乗れていますでしょうか?確かに実際、僕の身の回りでも、「地下ソサエティ」や、「北の株式投資大学」など、お金関係のコミュニティの同志たちの懐事情をお伺いしていると。「過去最高!」を口にされる方々が増えてきていると思います。

高級車メルセデス・ベンツシリーズも、A・B・Cクラスは当然のこと、Gクラスを新たに購入されている方々も増加中。「地下ソサエティ」でも、「Gクラス四天王」が誕生、内2人は定価で3,200万円以上する、特別仕様車です。

ROLEXホルダーも続々と増え、合計数十本単位になってますし。HERMESのバーキンも、数個持っているのが特別ではなく普通になりつつあります。人生の中で、「最もお金持ちになっているのが今」そういう実感を噛み締めている最中だと思います。そういう状況に、なれているでしょうか?


現預金派は貯金を切り崩して生活をしている現実

「日本人が日本円ベースで、過去最高にお金持ちな状態!」と言っても、残念ながら全員が金融資産を増やし続けられている状態では無いかと思います。普通に日本の企業に勤務して、普通に日本円のお給料をもらい続け、普通に日本の銀行口座に預貯金をし続けている方々。リアルでお話を聞いていると、かなり厳しい状況だと言うことが分かります。

「お金持ち」になっているどころか、ドンドン資金が目減りしていくのを実感してしまっている状態。確かに日銀の統計でも、資産を現預金として保有し続けている方々の資産価値が目減りしていることが分かります。家計の債務の面を見ると、2023年末に372兆円と、前年末比2%増えて、1997年の調査開始以降、過去最高とのことです。

債務の約6割を占めるのが、住宅ローン。2%増の229兆円で過去最高です。10年前の13年末(182兆円)から26%も増加しているのです。物価高も重なり、消費者ローンに手を出してしまっている方々も増加基調にあります。内閣府の発表によると、2023年7月〜9月の家計の貯蓄率はマイナスになりました。

物価高に賃金が追いつかずに、生活水樹を維持継続しようとするだけでも、貯金を切り崩して支払わなくてはならない様子が浮かびます。家計が得た可処分所得の内、どの程度を貯蓄に回せたかを示す、貯蓄率も、内閣府が四半期ごとに公表していますが、同時期にマイナス0.2%となってしまったとのこと。

可処分所得は、働くひとの賃金総額である雇用者報酬から、税・社会保険料の負担などを除いて、年金の受取などを加えて手元に残るいわゆる「手取り」に相当します。これが、なんとマイナス圏に突入してしまっているのです。「家計はインフレによって、仕方なく貯蓄を取り崩している」というのが結論です。

インフレ下では、とにかく現預金の実質的な価値そのものが激減してしまう。賃金も、預貯金も、インフレ率と比べて完全にマイナスです。にも関わらず、全国民の金融資産を見ると、「日本人過去最高にお金持ち」という矛盾が存在しているのです。あなたの家計の状況はどうでしょうか?一度、家族で話し合って、状況確認をしてもらいたいと思います。

これから先のミライどちらの人生を歩みますか?

サラリーマンを中心に日本人の多くの大多数は金融資産の5割以上を現預金で持っています。米国民の場合、現預金は1割強しか持っていないのです。日本人は異常なほど、現預金がお好きなのです。そして、この「現預金の好き度」が高い日本人ほど、貧乏になってしまっている。では、「日本人過去最高にお金持ち」な状況は誰が謳歌しているのか?その答えは「株式投資家」です(キッパリ)。

日本人の中でも、二極化が発生してしまっていることが統計の数字を分析すると良く見えてきます。昔ながらの日本人同様に、サラリーマンや自営業者を中心に日本円でお給料をもらい、日本円で預貯金をもらっている方々がドンドン貧乏になってしまっている。

その一方で、米国の方々のように、預貯金は本当に必要な額だけしか持たない。具体的には1割り程度しか持たず、積極的に、株や投資信託などに投資をして増やそうとしている方々が、全体の統計結果を底上げするレベルで、まさに「日本人過去最高にお金持ち」な状況になってしまっていることが、鮮明に結果として浮かび上がってしまっている状況なのです。

僕たちの同志たちも、積極的に株式投資で資金を増やし続けた方々程、メルセデス・ベンツ、ROLEX、HERMESなどの高級品をバンバン買えるようになってしまっています。株の金融資産だけの計算で「17億円ホルダー」まで、メンバーから誕生してしまいました。「株式投資家」度合いが高ければ高いほど、「お金持ち」になってしまっているのです。

これから先のミライでも、この日本人の「二極化」はますます加速すると思います。日本円でお給料をもらい、日本円で預貯金をするだけで貧乏な人生を送るのか?米ドルを直接稼ぐ仕組みを持ち、日本円を信用創造する仕組みを持ち、積極的に株式投資で資金を増大させてお金持ちな人生を送るのか?決定的な差が生じてしまっている今、日本人として、どちら側の人生を送るのか?家族で真剣に話し合うべきだと思います。

その上で、「具体的にどうやって 株式投資で資金を増やすのですか?」「株式投資家」としての活動を開始したい場合は、まずは「北の株式投資大学」に入学をして、再現性のある株で勝てる方法、「株式投資」のイロハから学んで頂くことを推奨させて頂きます。

「北の株式投資大学」 https://m.kitasociety.com/k-univ

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