以前、飲食店を営んでいる恋人の実家へ食事に行きました。
食事をした後、恋人のお母さんと少しお話もしました。
私は口頭での話が不得意なので手土産と共にお手紙を持参していったのですが、先日恋人のお母さんからお手紙の返事を頂きました。
恋人のご家族に前向きに関係性を認めて頂けていることがとても嬉しいです。

さて、今週末は我が家に恋人が交際の挨拶に来ます。
土日休みでは無い恋人や、体調が不安定の私はなかなか挨拶のタイミングが無く、月日だけが過ぎ去っていました。
恋人との交際は10ヶ月が経ったのですが、恋人は初対面では魅力が伝わらないどころか、寡黙な人だとか誤解されかねない雰囲気を持っています。

まだ出会ってすぐだった頃の恋人は、自分の手札をどれだけ相手に見せればいいのか分からず考え込んでいるように見えました。
コミュニケーションが不器用です。
しかし、噛めば噛むほど味が出るスルメのような人なので、一度その場に溶け込むといつも人に囲まれるような人です。

そして母も父は恋人との交際を反対しているというより、自立も出来ていない私に恋人がいることを心配しているように思います。
きっと誰を連れてきたとしても恐らくムムッと思う気がします。
つまり元凶は私なのです。

私は経済的にも精神的にも不安定です。
その上生活能力もありません。
なんかもう色々論外です。

恋人と言うと、うつ病を患っています。
普段は安定していますが、新しい環境に馴染むまでの時間や、指摘を受けることを不得意とします。
指摘を自分に対する否定だと受け取り自閉モードに入る癖があります。
普段安定している分、その特性の乗り越え方にとても悩んでいるようです。

交際を始めたての頃、父に恋人がいることを伝えたとき生まれて初めてこんなに叱られたと思うほど叱られました。
それはきっと、娘を大切に思うが故の心配だったのだと思います。
自立もままならない娘が、うつ病の恋人を支えられるか不安だったのだと思います。
実際、父もうつ病の母と共に生きているので、それも相まって発言に力が入ったのだと思います。

恋人が出来て改めて気づいたのはやはり自分が家族に愛されているということです。
前々から知っていはいましたが、本当に有難いことです。

挨拶当日どうなることやら全く分かりません。
全ての元凶が言うのもなんですが心配でしかありません……。
それなりにスムーズに行きますように……