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#80.犬の【ご飯】「ドッグフード?手作り?」どっちがいい?②

こんにちは!
15年以上【犬の保育園】の先生を行っている尚ちゃん先生と申します。

今回は、
「犬の食事」についての後編になります♬

前回は、「ドッグフードの歴史と、【自分で決める事】」についてお伝えしました。

今回はドッグフードのメリットとデメリットについて
私なりにお伝えしていきます!

ドッグフードに関してはメリットとデメリットがあります。


また、ドッグフード以外の食事と考えた時、

それは「残飯」ではなく、「犬用の食事」を与える必要があります。


まず、ドッグフードについてのメリットから。

「ドッグフード」メリットとしては


・手軽である
・分量・栄養素の計算を難しく考えないでよい
・災害時や避難先、預け先でも使える
・保存に適している
・調理の手間が無い
・安価である

という事が挙げられます。

「ドッグフード」デメリットにとしては


・加工食品のため、栄養素が失われている
・加熱調理のため、加熱による栄養線分が失われている
・原材料が不明なものがある
・添加物・化学合成物質・発がん物質が分かりづらい
・消化・吸収に時間や負荷がかかることがある
・ものによっては嗜好性が悪い

等が挙げられます。

それでは、「手作り食」についてはいかがでしょうか

「手作り食」のメリットについては


・原材料・生産地などが分かりやすい
・自然な状態での水分量や栄養素を取らせやすい
・体調や状態により、内容物を変えることができる
・嗜好性が高く、食いつきがよい
・栄養素が壊されづらい
・過度な化学物質を避けることが出来る
・健康状態の把握をしやすい
・適切に与えていれば病気を避けやすい場合がある

「手作り食」デメリットに関しては


・保存がきかない
・栄養素についての基礎知識が必要
・腐食・保存に注意が必要
・手間がかかる
・1食分の細かな設定ができない
・預け先・避難先に持ち運びが不向き

という事が挙げられます。

私が犬と暮らす上で、自分にも、飼主さんにも大切にしていることがあります。
それは

「無理をし過ぎない」

ということです。

これは、自分が無理をし過ぎて辛かった経験からの学んだことです。

私がそれを身をもって体感したのは、自分が出産した直後でした。

その頃私は会社を経営し、夜間授乳し、家事と仕事をしていました。

産後すぐは、ままならない身体で、犬の散歩に行くことが出来ませんでした。

この時私は、「子供の世話が大変で、1日1回の散歩が難しい」という飼主さんの事を昔、心の中で攻めていたことを深く反省し、

「ああ、私は何もわかってなかった」と思いました。

「飼主さんが、日々を充実して自分のペースで過ごす事」

それは、犬の幸せにつながります。

飼主さんが辛く、疲れ切って、イライラしている中では、犬にとって真の幸せにはつながりません。

犬たちは、飼主さんの鏡ですから。

この話が、犬の食事のどこにつながるのか、ということですが、
私は

「飼主さんが無理をしないで続けられる食事法」をとられることが一番

良いのではないかと思います。

もちろん、品質を選ぶ必要はあります。

私はズボラでがさつな人間なので、オーガニックや手作りの物が好きな一面、ジャンクフードやカップ麺も大好きです。

子供たちには栄養バランスの取れた食事を取らせたいと思う反面、忙しかったり、疲れた時はお弁当やレトルトを使う事もあります。

その日の食事を完璧にしようとはせず、数日から一週間の体調、排泄物のバランスで見るようにしています。

大切なことは

「知ったうえで選ぶ」こと

ではないかな、と思います。

私自身は、ドライフード、犬用の缶詰、生食、人間用の食材、ハーブや酵素、オイルやサプリメント、全部使っています。

時間が無いときはドライフードだけ、何か作った時に取り分けて、それをトッピングしたり、缶詰を足したり、生食用のフードのみを与えたりすることもあります。

主食になる動物性たんぱく源は、一種類ではなく、たまに変えるようにしています。

チキンがメインだったら、ドライフードは馬肉。
魚を上げたら、次の日は豚肉。
等という感じです。

完全に手作り食に移行しないのは、災害時や預けなくてはならなくなった時、停電や食材が無くなったときにドライフードを食べられるということ
習慣づけておくためでもあります。


自分のずぼらな性格では、細かい栄養計算を把握できる気がしないので、ベースというか保険をかける意味で、信頼できる品質のドライフードをあげています。

犬たちも、色んなものを食べる方が、犬生のQOLが上がると思います。

味覚は人間より劣りますが、触感や匂いは、バラエティに富むのは同じです。

炭水化物についても、取り過ぎは人間にだって毒になります。

栄養的には、犬には人間ほど多量の炭水化物や糖質は必要ないといわれていますが、かといって無くて良いのかといえばそうでもない、と言われますので用はバランスです。

ドッグフードがだめ、手作り食はいい、としても、
手作り食の栄養素が偏っていたり、痛んだ食材を使い続けていれば健康を害します。

その子自身の体調、体質、年齢や生活環境によっても、同じ犬でも必要とする栄養バランス、吸収率、廃棄率は違うと思います。

栄養や健康のバランスがきちんととれているかは、
「このフードをあげていればいい」「このご飯を作っていればいい」というのではなく、

その子自身をしっかりと見て、その上で食事を選ぶ事が必要だなと思います。


そして何より大切にしてほしいのは飼主さんが無理をしないこと。
それが私の考える、「犬にとって適正な食事」だと思います。


※関連音声はこちら

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