無題

ソファに
ごろりと横たわって

真新しい気持ちとは
うらはらに

身体は
だらりと
力が抜けたままで

均等を保てない

時折 思い出す
使い古した言葉で
つづった 詩の一節を

かすれた声で
小さく ひとりごちる

日が ずいぶんと
短くなった

いよいよ 秋は到来したのだ


#詩 #詩を書く#ポエム#記憶

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