氷柱

とても寒い朝
雨戸を開けて
軒先にぶら下がる
氷柱を
ほら、見て
と いいながらはしゃぐ あなた

まばゆい朝の光を
全身に受けて

なんだか
選ばれた者のよう

なぜ 生きるのか

あなたは
考えていたのでしょう?

答えは 見つかった?
氷柱が溶けて
水に戻るとき

僕には
教えてほしい

あなたの見ているものを

なぜ 生きるのか


僕がいるからと
答えてくれると
すこし期待している

あなたに
必要とされる僕でありたいのだ

つまりは


#詩 #詩を書く#ポエム#記憶

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