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秋刀魚の口(日常一言ver)

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日々の連続した瞬間で降臨した何かを捕え、秋刀魚の口が呟きます。
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商談前に迂闊にも四川麻辣鶏を頼んだのだが、地獄絵図のマグマの上澄みの様な色をした食べ物が出てきた、その紅液は口当たりは柔和で身体に滑らかに入って来て、決して辛いという感覚は無かった。安堵した瞬間、頭皮から汗が沸々と溢れ出した。そんな状況に羞恥を感じたが、結果的に商談は上手くいった

身体や精神に少しでも留めておきたいもの、残し持ち越せないもの

割り振られるだけで、こちらから選べないのだけど…TOHOシネマズ六本木のScreen 9(J列11)、とても映画に特化したスペシャルな空間になっている。

多分、奴等は5時の早朝の空気の中を佇んでいる

木漏れ日が差し込む場所で穏やかな光に包まれて目を開ける事も、嵐の中で窓越しから荒れた光景を眺める事も、それぞれに自然の中で意味を有し摂理の中に存在する事象を人間として捉える事だ。

東京へ帰る新幹線の中で無我夢中に大量の焼き鳥を食べてみたが、何ら世界が変わる事はなかった…

乱されたい帳尻、狂わされたいペース、予定不調和しか創り出せない美しい世界

華麗なる夜、底知れぬしょうもなさに拍車をかける

残念ながら意志が伴い行動を起こし、触れ、経験した事でしか血肉になれない。

環境下もあるかもしれないが、発言を促したり、浴びたり、引き出す言葉、空気感で溢れていて、逆があまり無い様に感じる…本来の原始的なリズム、間、負荷の無い自然体へ近づける休ませるための言葉、空気感や静寂を嗜む雰囲気が必要かもしれない。とぼんやり思う朝六時

不意に席を横入りされる時よりも、さして急いでない時にに自分よりも急いでそうな人に席を譲られる方がよほど辛い

もっと深く、深く、深く滾り滾れ。金色の海。

夏に向け自分にフィットするサンダルを新調しようと思っていたのに、買いそびれてもう夏が終わってしまう。こんな風に時の流れに取り残されるのか…と物思いに耽り呑むアイスコーヒーは苦く、裸足の自分を受け入れる