見出し画像

#50 市へ陳情書・請願書を提出 国分南1丁目自治会

 国分南1丁目自治会は下記の陳情書・請願書を11月21日に市側に提出したとのこと。自治会は地道な取り組みを続けている。

【陳情書】
●陳情先:海老名市議会議長 宇田川希氏
●陳情内容:
(仮称)クリオ海老名建設計画の建設計画予定地を、海老名市が明和地所株式会社から買い取ることを求める。

【請願書】
●請願先:海老名市長 内野優
●請願内容:
是非とも問題の土地を買い取り、史跡関連の施設や児童遊園あるいは広域避難場所として必要な防災関連施設など、市の施設として整備するなどして活用してほしい。

 陳情書、請願書の文面には、このような記載がある。
「現在既存建物が撤去され問題の土地は更地となり、広々とした史跡の景観は大変心地よいものとなっている。この景観は海老名市の大事な宝だ。これは絶対に後世に残すべきものと再認識している。」
 次世代に何を残すべきか。地元という視点ではなく、いまを生きている人間としての視点をみてとれる。

 建設計画を変更することはないと明和地所は言っている。海老名市が明和地所に対して、条例に基づき建設に係る指導・助言をしたとしても事態は変わることはないであろうと国分南1丁目自治会は判断したようだ。

 明和地所は、あの土地を誰かが買い取ってくれれば、今回の計画は白紙にしてもよいと言っているらしい。この話に乗り、相模国分寺跡史跡公園を更に充実させていく方向を探ることが一番の解決方法であり、次世代への責任を果たすことができる手段であるような気がしている。
                            (22.11.29)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?