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美術館の楽しみ方 ぼくのオススメ


こんにちは。

さんろくと申します。

東京生まれ東京育ちの24歳会社員です。

いつも“スキ”ありがとうございます。



ぼくは今年の5月から一人暮らしを始めた影響もあり、休日はよく美術館へ訪れます。


なぜでしょうか、美術館巡りは本当に飽きないです。

お腹が空くという概念さえなければ、好きな美術館に一日中いたい!と思ってしまいます。

最近は本当に、アートか好きな音楽を嗜むことしかできなくってしまいました。kowaiです。



美術鑑賞にハマったきっかけ


そもそもぼくがアートに興味を持ち始めたのも、ここ1、2年の話です。

以前から家族でちょくちょく訪れた事はあるのですが、漫画やアニメにしか興味がなかったぼくには、ブタに真珠?でした。

一度ニューヨークへ旅行した経験があるんですが、その時もあの「メトロポリタン美術館」や「MOMA」といった世界的に有名な美術館に訪れています。

そこには、きっと美術を興味ない方でも一度は拝見したであろう...有名な画家の作品が展示されています。


パブロ・ピカソ「アヴィニョンの娘たち」
アンディー・ウォーホル「金のマリリン・モンロー」
フィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」



当時のぼくは、こんな偉大な作品を前にしても、「写真で見るより実物は意外と小さいんだなー」とか、そんな感想しか出てこなかったです(笑)



時が経って...

ぼくがアートに興味を抱いたのは、2022年2月、東京・国立新美術館の企画展を初めて一人で訪れてからでした。

この日企画展で開催されていたのは「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」。


正直ハッキリとした動機は覚えてませんが、“一度現地で鑑賞したから”という理由が1つにあったはず。



ですが、その展示会を巡る限り、本場メトロポリタンには無かった作品ばかり。

(なーんだ、あのゴッホの絵見れないんだ)

そう始めは残念がっていたんですが、鑑賞していく内にどんどんハマっていきます。


特に今でも僕の記憶に残っているのは、ヤン・ステーンの「テラスの陽気な集い」という作品です。

ヤン・ステーン「テラスの陽気な集い」1673–75年頃


西洋絵画って聞くと、基本的に人物が居て、“真顔”でこちらを見つめている絵、という固定観念があったのですが、

この絵画の登場人物たちは老若男女みんな”笑顔“だったのです。

迫力があるかつ、良い意味で西洋絵画らしくないユーモラスな点がぼくの印象に強く残りました。


この美術鑑賞を機に、西洋絵画に興味が湧くと、ルネサンス時代(14~16世紀)から始まり、アートの変遷を本で追って調べるようになりました。





美術館のおすすめの楽しみ方



楽しみ方が分からないという方に...


個人的な美術館における鑑賞のコツですが、

それは、

「”外“を散歩してる感覚で楽しむ」

ことです!


例えば街中歩いてて、「この広告おしゃれだなぁー」とか。

シャッターに貼られた貼り紙を見て「ここの店閉店しちゃうんだ...」とか

「こんな路地裏にうまそうなラーメン屋あったんだ!」など。

気になる事って絶対1つや2つあるじゃないですか。


でも、その街にあるもの全部をわざわざ把握しようとは思いません。

つまりそれと一緒で、自分が見たかった作品だとか、パッと見て気になった作品だけをフォーカスする、ただそれだけでいいと思います。


ぼくも展示会の作品を素通りする事だってざらにありますし、どんなに有名な絵でも自分が好きじゃない絵を根掘り葉掘り調べる必要はあんまりないんじゃないかなと思います。

あとで凄さに気づいて、へぇ〜って思うのも楽しむ方法の一つなんじゃないかなと。


楽しみ方が分からなくて最初は悩んだんですが、外にいると思って歩いてみたら、むしろ作品に対する興味の幅が凄く広がったし、実際に外で歩いてる時も、多くの新しい発見に気付けた。

音声ガイドもいいですが、ぼくはあまり聴いたりしないかな。別にお金が勿体無いとかそういう理由ではなく、作品でも思いがけない出会いとかを大切にしたい派なので(笑)

あとは周りのお客さんの反応とかに耳を澄ますと「そういう意味が込められているのか...!」とかで得した気分になれますね。



全部の作品をじっくり鑑賞するというのは、ある意味で日帰り観光に近い感覚でしょうかね。


まずはフラッと、散歩感覚で気になったものだけを鑑賞することをぼくはオススメしてみます!



以上です。

ご精読ありがとうございました。

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