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デザイナー向けインターンシップの裏側を公開します!(後編)

こちらは下記の記事の後編となります。

前編ではFruitsメンバーが主催した「Fresh Juice – Sansan Designer Internship 2023 –」(以下Fresh Juice)についての概要と、その準備工程についてお届けしました!
後編では当日について振り返ります!


当日の流れ

当日は学生16名を4グループに分け、それぞれのグループに学生のサポートを行う「グループサポートデザイナー」を2名ずつ配置しました。グループサポートデザイナーはSansanのデザイナーが務めています。
Fruitsは運営や司会としてイベント自体を進めつつ、グループサポートデザイナーの役割も担いました。
全ての体験に意思と意図を込めた2日間。参加したメンバー全員が、学生の皆さんに良い体験を持ち帰って欲しいという気持ちで当日を迎えました。

Day1

まずはグループ内での自己紹介から始まり、その後は発表も含めた個人ワークとなります。

学生同士の自己紹介の中には、出会いから自分の強みを発見するためのコンテンツを取り入れました。
1日目の初めに、その時点で自分が自覚している強みを書き出し、グループ内で共有します。そして2日間のワーク終了後、改めてお互いの強みについてフィードバックし合います。自分では気が付かなかった強みに気づくことや、自分の強みを再認識することが目的です。
その後の就活や、デザイナーとしての成長に役立てられると良いなと思い、実施しました。実際、強みと一緒に各々の個性豊かなエピソードも飛び出しており、良い具合に緊張もほぐれていきました。

個人ワークでは、UI/UXデザイナーをターゲットに「会社員の業務を支える、新しい仕組みの提案​」というテーマに取り組んでいただきました。Sansanで働くUI/UXデザイナーへヒアリングを行い課題を見つけ、その課題を解決するための仕組みを1人ずつ発表します。
Sansanのデザイナーは実際に、ヒアリングなどを通してユーザーを理解し、体験を設計しています。私たちが普段行なっていることを体験することで、よりSansanで働くイメージが深まるよう設定しました。
抽象度が高い課題のため多くの学生が苦戦していましたが、最後まで粘り強くヒアリングと考察、壁打ちを繰り返し、無事にそれぞれ自分のアイデアを発表できました。

Sansanのデザイナーに課題をヒアリング
各々提案したアイデアを発表

Day2

2日目はグループワークです。1日目にそれぞれで考えた「会社員の業務を支えるための新しい仕組み」をチーム内で一つの案に絞ります。そのアイデアをさらにブラッシュアップし、サービスや取り組みなどのかたちに落とし込んでいきます。
1日目の自己紹介で共有したお互いの強みが、このグループワークでは特に生かされたのではないかと思います。
1日目は難しかったという声が多く上がりましたが、2日目は進め方含め、どのチームも最終的なアウトプットの質が格段に上がっていました!私もターゲットの一人として、あったらうれしいなと思える提案がたくさんありました。

チームごとに最終成果発表

最後のコンテンツである懇親会では、軽食やドリンクと共に2日間を振り返りながら肩の力を抜いて会話を楽しみました。「難しかったが、やりがいがあった」と学生の方から直接感想を聞くことができ、運営としてとても嬉しい気持ちになりました。

ポートフォリオ相談会
Sansanオリジナルドリンクを飲みながら懇親会

振り返り

長く準備を進めてきましたが、終わってみるとあっという間でした。
細かい反省点はありますが、全体としては良い結果になったと思います。
終了後は関係者からもフィードバックをいただき、Fruits内で振り返りを行いました。正直なところ「ここまで準備を入念にしたのだから大丈夫だろう」と思っていましたが、まだまだ考慮すべき点はたくさんありました。
良かった点と課題点について、運営メンバーと学生からの声を引用しながら、いくつか振り返っていこうと思います。

😊良かった点
・自分の強みについて再確認できたことも、今後の就職活動に活きる良い経験になりました!(学生アンケート)

・会場デザインとかノベルティ可愛かった!学生の反応も良かった。めっちゃ体験想像してますね...!(先輩デザイナー)

・全体的に時間の使い方や、詳細な部分がしっかり詰められていたので学生が困っていなかったように思います。(先輩デザイナー)

🧐課題点
・グループサポートデザイナー、ヒアリングを受けるメンバーの役割が曖昧に見えた。わからないことを誰に聞けば良いか迷ってしまう学生が多かった。(先輩デザイナー)

・関係者への情報共有は余裕を持って、より念入りに行いたい。(Fruits)

・片付けの段取りまで考えておきたい。想定外のお手伝いメンバーに対し、分かりやすい指示出しができたら良い。(Fruits)

とことん体験を想像しながら細部にまでこだわった点は、学生にもきちんと伝わったのではないかと思います。学生へのアンケートでも、Sansanで実際に行われているデザイン業務を体験できて良かったなどのコメントが多くありました。
その一方で、運営内での情報共有に関しては課題が多かった印象です。特にこの2日間に携わってくださった関係者の皆さんには、それぞれの役割と目的を明確に伝える必要がありました。
良かった点は自信に変え、課題点に関してはしっかりと振り返り、今後の活動に活かしていければと思います。

まとめ

書き切れていないこともたくさんありますが、以上がFruitsが企画・運営を行なった「Fresh Juice – Sansan Designer Internship 2023 –」の裏側になります。
若手がこのような大きな規模のイベントを企画・運営できるのは、Sansanの大きな魅力だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
Sansanのクリエイタープロジェクト「Juice」での活動について紹介している記事もありますので興味のある方はぜひご覧ください!


また、Sansanでは、サービス開発やブランディングに携わるクリエイターを募集しています。 気になった方はぜひ下記リンクから詳細をご確認ください!


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