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【703球目】日本の製造現場を元気にしたい理由(製造派遣)

三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社です。
最近、改めてよく口にしているなと思います。三陽工業のビジョンです。
今日はなぜ、日本の製造現場を元気にしたいのか、その理由を書いていきます。

三陽工業は製造派遣業と製造業を行っている会社です。この2つは似ている部分もありますが、全くの別業種でもあります。ですので、ここでは製造派遣業の視点でのお話をしていきます。製造業の視点はまた改めて書きます。


理由①

製造派遣。
前職では製造派遣会社で営業をやっていました。
そこで見た様々な景色や経験。違和感を多少感じながらも色々と学んだこともありました。派遣の営業をやったことがある人なら共通の体験は必ずしていると断言できますね。

面接・工場見学に来ない、入社日に来ない。
入社日の午前中教育を行った後に昼からいなくなっている。
社宅にいくともぬけの殻である。
警察からのご連絡を頂く。
連絡が取れない。
お客様からお𠮟りを受ける。
明日は必ずいきます!の次の日来ない。
などなど。

毎日と言っても良いくらい、お客様からのお叱りを受けるのが派遣会社の営業担当でした。働いている社員側からの不平不満も営業担当が受けます。

この状態だと何が起きるか。営業社員が疲弊していきます。結果、毎日叱られ、怒られてもメンタルが持たないと営業を継続することができなくなります。しかも60人とか70人とかを管理している、1人の担当がです。最高で120人の人がいました。派遣の営業をやっていて人間不信になったと言っていた人を何人も知っています。

そんな営業社員が疲弊していくことを変えたい。こんな状況では派遣業界自体が潰れてしまいます。だからこそ今の生産推進グループ30人に1人の管理体制が存在します。

理由②

これはよく言っている事です。上記の営業社員の疲弊を含めた製造派遣業界の負のスパイラルを正のスパイラルにしたいからです。

派遣社員・派遣先・派遣元の三者が負のスパイラルを回し続けています。
不平・不満・不安を持ち続けている。それを逆回転させたい。

感謝や謙虚さ、素直さをお互いが持ち続ける。派遣先は価値を享受することができ、働いている人は金銭的な成果や仕事へのやりがいを得る。結果、派遣元も利益が上がっていく。

正のスパイラルにすることによって、生産性も向上します。熟練者が増えることで、生産性のみならず、安全衛生や技能伝承も活性化していきます。自社工場で出来ていることを派遣先の工場でも行いたい。お互いがお互いを尊重し、価値や成果を享受できるような関係性を作っていきたいと考えています。

理由③

製造現場で働く人を豊かにしたい。新卒で大手メーカーに入った人はそれなりに豊かな人生を歩むかもしれません。昔ほどではないですが、18才や22才の新卒での評価が一生を決めるという現状はまだまだ存在します。三陽工業の社員にはエリートと呼ばれる人はいません。だからこそ、今をやり切って、新しい未来を創ろうとしている人達が集まっています。

生産推進グループ主任はその典型です。現場で作業を行いながら仲間を増やすというミッションにも参加している。拠点長には必須の資格、第1種衛生管理者を取得してくれているメンバーも多数います。

そんな彼ら、彼女らに、もっともっと大きなステージや役割を与えられる環境を創りたい。そして、そこを目指していく人をもっと増やしていきたい。
生産推進グループ主任の存在は三陽工業の大きな強みの1つです。自分の人生を良くしたい、その為に思考して行動出来る人を増やしていきたい、そう考えています。

日本の製造現場を元気にすること

まだまだスタートしたばかりだと考えています。2016年からスタートした生産推進グループ。やっと8年目です。これまでの試行錯誤の上に、これからもっと試行錯誤をしていきます。

三陽工業は日本の製造現場を元気にするために、やらなければならない事は山積みになっています。業界における非常識なことをやり続けながら、それがいつかはスタンダードになる日を信じて、そして、それを創るという強い意志を持ち続けていきながら、この三陽工業の挑戦を継続していきます!!

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。



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