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家事のやる気が出ないなら|最新家電と音声配信

平日に忙しく仕事をしながら家事をこなすのはなかなか難しいことで、働いて食事をし、あとは寝るだけということになりがちです。

そうするとようやく迎えた休日にも、溜め込んでしまった家事をやらなくてはいけなくなり、せっかくの休日も「家事労働」に取り組み、家事がひと通り終わった時には日が暮れ始め、結局ゆっくり休むことができないなんてことも起こってしまいます。

こういった「家事労働」からの解放を助けてくれるのが家電製品です。

かつてパナソニックの創業者である松下幸之助は「家庭電気器具を作って日本の婦人を台所から解放した」と語っています。当時の社会では家事は女性の労働だったのです。

今では掃除機もルンバの様な自動掃除ロボットにまで進化し、洗濯機もドラム式洗濯機で乾燥まで一貫して行うことができるようになっています。

しかし、ざっと調べてみたところだと、ルンバは4万~20万円くらい、ドラム式洗濯機は約13~30万円くらいで、安い買い物ではありません。

これくらいの金額を支払ってでも、休日の家事労働から解放されたいかどうか、それが判断の基準になるのかと思います。

僕はひとり暮らしということもあり、ルンバもドラム式洗濯機も持っておらず、通常の掃除機と洗濯機で掃除と洗濯をコツコツとこなしています。

冒頭に書いたように平日に掃除と洗濯の時間がとれず、週末にまわしてしまうことが非常に多くあります。せっかくの休みにも関わらず家事労働をしているのです。

しかし、長年この様に家事を続けて生活をしていると、掃除や洗濯をしている時間を有効に活用することができるようになってきます。

基本的にはお気に入りのポッドキャストなどの音声配信をフォローしているので、それらを聞きながら洗濯と掃除を実行しています。

休日を迎えて朝食を食べ終わってからが家事を始める時間です。洗濯物を全て干して部屋がきれいに掃除された状態になったら、今度はポッドキャストではなく、好きな音楽を聴きながらコーヒーを飲み直してリラックスします。

仕事で忙しくしている時に聞きたいポッドキャストを全て聞き切ることができていないため、それらを消化をする時間に洗濯と掃除を充てています。音声配信は何かをやりながら情報収集するのに非常に適したメディアだと思います。

こうして家事をやりながら聞いた音声配信には非常に愛着が湧いており、その内容の理解度も非常に高いです。洗濯物を干したり掃除をしたり、それらは機械的な作業なので特に何も考えなくとも作業を行うことが可能です。音声に集中することができるのです。

つまり、洗濯と掃除の時間がドラム式洗濯機やルンバによって短縮されるのだとしたら、僕にとって音声配信コンテンツを楽しむ時間が減少することを意味します。

空いた時間で楽しめば良い、と言われれば確かにその通りではあるのですが「○○をする時間を活用して音声配信コンテンツを楽しむ」というのが、僕にとってはちょうど良い音声配信サービスの利用方法でもあるので、やはり何かをやりながらコンテンツを楽しみたいのです。

思えば学生時代にも、非常にたくさんの音楽を聴いていたのですが、それも当時の電車通学を有効に活用していたからです。

電車通学に1時間以上かけていたこともあって、その時間に毎日たくさんの音楽を聴いていたのでした。そうして聞き込んだ音楽は今でも思い入れがあって耳に残っているものばかりです。

アルバムの一曲目から順番に丁寧に聞き込み、長くて退屈な通学時間を魅力的な時間に変えてくれたのが音楽だったのです。

最新の家電を利用することで快適に暮らすことに憧れはしますが、音声配信を聞きながら自分の手で洗濯をして部屋を掃除する休日も悪くはないものです。

過去に問題解決派と困難順応派という記事を書いたことがありますが、松下幸之助のように世の中の問題解決をすることはできなくとも、困難を前向きに受け容れたうえで順応していくだったら、僕のような凡人にも充分できることだと思います。

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