それほんとに要るの?|サービスの雑味を取り去る節約術
数年前にいわゆる家計の見直しをやっていたことがあり、固定費の内訳を調べて片っ端から解約をしていたことがあります。
もちろん必要なものは継続していますが、見直しをしてみると想像以上に不要なサービスを契約させられていたことに驚きました。
プロバイダー契約のオプションには、何かあった時に電話でサポートをしてくれるあんしんパックの様なサービスがあり、一度も電話をかけたことはありませんでした。これに月額で500円だか1000円だかが追加料金としてとられていました。
また、カスペルスキーというセキュリティソフトをいつでもインストールできる、みたいなサービスも月額500円で含まれており、そもそも別のセキュリティソフトをインストールしている僕にとっては全くもって不要だったので解約しています。(そもそも詐欺だった可能性があります)
他にも当時住んでいたマンションの火災保険の保険料の設定がデフォルトで非常に高くなっていました。火災が発生した時には1億円くらい保証してくれるような保証額になっており、その後適切な保証額で足りる分まで保険料を変更してもらいました。
この様に本来は不要であるサービスを契約させられているケースは非常に多いのです。
しかし、こういったプロバイダーや火災保険の様な月額サービスだけでなく、もっと日常的なサービスにもこういった「雑味」が含まれているケースは非常に多くあるのです。
例えば、美容院や理容室に行くとシャンプーやシェービングなどがされますが、一般の会社員男性としては帰ってから自宅でやればいいことであり「それ要るの?」といったサービスが実は多くあるのです。これについてはカットのみを行っているお店で安く済ませることができます。
他にも、居酒屋でお酒を飲む時にはもちろんテーブルがありイスに座るものですが「お酒を飲みたい」とか「人と話がしたい」といったことが目的ならば立ち飲み居酒屋で充分だったりします。「ゆっくりしたい」とか「のんびり休みたい」といった希望がなければ、テーブルやイスは不要なサービスであり立ち飲みで安く済ませた方がよいでしょう。
こういったもはや「当たり前」になったサービスも、消費者側がしっかりと選ぶことで注文しない選択をすることができます。
自分が本当に求めているサービスは何なのか、それをじっくりと考えることが何よりも節約に繋がるのかもしれません。
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