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転んでもただでは起きない|風邪を引いて本を買う

先週から発熱してしまっており、しばらくは無理をして過ごしていましたが、この週末はさすがにただ寝るだけの生活をして安静にしています。

貴重な休みの日にただ寝ているだけというのは、非常にもったいない気持ちになります。(本を読んだりする余力があれば良いのですがその余力がない)

更には通院などをすればお金もかかるし、「休日と医療費」という人生において貴重である「時間とお金」を一気に損した気分になります。

こういう風に気分が良くない時には、できるだけ「転んでもただでは起きない」ように心がけています。今回の「発熱して寝るだけの休日」を過ごしてしまったことを、何かプラスに転じられないか考えているのです。

そこで、この際に今までに読んでみたかった本をAmazonで購入することにしました。

とりあえず買ってみた本たち

病床でぽちぽちとAmazonのスマホアプリから購入した本が下記の3冊。いずれも風邪を引いたからこそ読みたくなった本たちです。

『マリス博士の奇想天外な人生』/キャリー・マリス

発熱をしてしまい咳き込んでもいるので、まず疑っているのがコロナウイルスです。そのため、コロナウイルスに関わる本を読もうとしています。

このマリス博士はあの「PCR検査」を発明した人であり、ノーベル賞受賞者でもあります。そんな偉人の私生活は破天荒で、極めてユニークな人物だったことが描かれているそうです。

『最悪の予感|パンデミックとの闘い』/マイケル・ルイス

これもコロナに関わる本で、『マネーボール』や『ライアーズポーカー』といったビジネスや金融関連の本が多い印象のマイケル・ルイスの一冊。

パンデミックから少し期間が経った今だからこそ、振り返ってみたいと思い購入してみています。また、日本とアメリカでは事情が違ったので、そこも興味深い。

『かぜの科学|もっとも身近な病の生態』/ジェニファー・アッカーマン

これも昔から気になっていた一冊ですが、いかんせんそこまで頻繁に風邪を引かないことと、書店でこの本を見つける時は大抵自分が風邪を引いていないので、何だか素通りしてしまっていた一冊。

自分自身がかぜを引いている時にこそ、その「かぜ」のことを詳しく知りたくなったりするものなのかもしれません。

読書について

読書というのは、多大な時間を掛けるうえに頭も使うので、非常に地道な営みだと思います。現代の若者が読書離れをしているというニュースをよく聞きますが「そりゃあそうだ」と思うことも多いです。

しかし、それだけのコストをかけただけあって、読書の成果は自分の人生において役に立つ知識となって帰ってきてくれます。知識だけでなく、感情や発想にも好影響を与えてくれる優れものです。

体調を崩してしまうことで、貴重な時間にただただ休んでいなくてはいけないというのは非常に歯がゆい体験ですが、いつか過去を振り返った時、「あの時あの本を読んでおいて良かった」と思うことが来るかもしれません。

そうなるために、今回風邪を引いてしまったこの厄災を「機会」と捉えて、もう少し元気になったらがっつりとこれらの本を読むこととします。

みなさんもどうかお体ご自愛下さい。

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