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天津武術学習記4

 南開大学にて週末武術を習えることになった私であった。何の知らぬまま与えられたものをこなした訳だが実際のところ中国語がわからなかったのでどこまでできたのかもわからない良い悪い位は判別できたので言われたことをずっとやっていた。後天八卦を習ったのもその時はよくわかっていなかったのである。隣では孫家拳の方々が練習していた。紹介してくれた王さんは以降も一緒に行くか?訊いてきてそれがよかろうと返事をしたが結局その後は行く時は別々だった。なぜなら私の方が早起きだったのと置いていかれたと思い焦ってバスに乗っていってしまい一人でいっても大丈夫だとわかったのでなるべく速く行くことにしたからだ。南大での練習は三回目の時に君の今までやったものと我々のもので交流しようと言われて演武会になったのだが、その演武会の次の練習の終わりに戈国良師父から「君なにも言わないで練習してるけど鉞やりたいんじゃなかったっけ?」とおっしゃられて「はいそうです」と答えたところ来週から鉞やるからそのつもりで‼️となった。その時に陳老師と苑老師を紹介された陳老師は戈師父の兄弟弟子で苑老師は戈師父の弟子だ。演武がよかったのか、それとも他に理由があるのかはよくわからないがとにかく少し距離が近づいた瞬間だった。

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