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私を産んだあなたはラッキーです。【訳:お母さんいつもありがとう】

今日は、noteなんて存在は絶対に知らないし何ならスマホの使い方大丈夫?みたいな母に向けて思いを綴ります。(母の日、過ぎちゃった。)

今、私が思っていることを文章にしたので乱文にもほどがあります。
ご注意ください!!

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輝いた今日に感謝と惜しみなく続く拍手を
燃え尽きた僕等が今抱く誇りこそ持つべき必然
いつか今日が過去に変わり「今」に負けそうになっても
僕達は思い出すだろう 情熱に染まった日々を
心にある花をいつまでも咲かせよう
たとえ水が尽きても たとえ闇が覆っても
終わりという始まり 始まりという名の終わり
僕達はまだ歩いてく 僕達がまだ歩いてく
その先に未知なる癒えぬ痛みが待つとも ひたすらに続く未来が見たい

私もお母さんも大好きないきものがかりの「心に咲く花を育てよう」。
苦しい時、悲しい時、頑張りたい時はいつもこの曲を思い出します。

大学進学で親元を離れるときも、大好きなバスケをやめるときも、勝手にスリランカに行く時もヒッチハイクで九州に行く時も社会人になる時もいつもいつもこの曲から始まります。

お姉ちゃんは落ち着いた普通を行く人。妹は好きが高じて一直線な賢いやつ。三姉妹の中では一番行動が騒がしく(笑)、脳みそ筋肉な私だけいつも突拍子のなことをしているね。

三人の女を出産し、ほぼほぼワンオペで育児をしてきたあなたは本当に大変だったでしょう。
そしてまさか、中学に入り夢中になった部活動で私のプレーが上手くいかないと親の育て方が悪かったなんて子育てについてみんなの前で否定され続けることもなかったでしょう。高校に推薦で入学して2回の全身麻酔レベルの手術と、1回の記憶喪失をするなんて思わなかったでしょう。大学に進学して1人暮らししたと同時に摂食障害になるなんて思わなかっただろうし、同性と付き合うなんて思わなかっただろうし、あんなに簡単に部活をやめるなんて思わなかったでしょう。
お母さん、このコロナの自粛期間で美容室に行けなくなった~って騒いでいたでしょう。実は髪の生え際の白髪を見てあぁ年とったなあ。って思ったんだよ。それと同時にいつまでも生きているわけじゃないんだなって思った。

お母さんはよく、もう人生折り返してるから。もうあとはゆっくり生きるだけだからって言ってるけど、私はお母さんが生きている間にどのくらい恩返しができるんだろう。というか、何をしたら恩返しになるんだろう。

私がお母さんに(同性と付き合っていると)カミングアウトしたときも「私は確かにあなたを産んだけど、あなたはあなたの幸せを求めなさい。赤ちゃん抱っこしたいなとか色々思うことはもちろんあるけどそれはあくまで私の幸せ。あなたが幸せならそれでいいよ。」って言ってくれたしね。
「納得はできないけど理解はしたい」っていわれたことは今でも忘れない。
(母は同性に憧れの感情をもったことはあるしその感情を経験したからこそそれが恋愛的な好きと勘違いしているんじゃないかと思ったみたい。)

前の彼女に振られたときは一緒に涙ぐんでくれたよね。そして、元彼女の気持ちもわかるからって励ましてくれた。(元彼女は結婚と妊娠を望んで振られました)自分もかつて広がりのない恋愛をしたことがあるから、人に言えないような恋愛は本当に苦しいよと。「親としてあなたを思って言うわ、もうやめなさい」

お母さんそんな娘は懲りずにまた女の子と付き合っています。(笑)
あなたのもうやめなと言ったあの時の顔が忘れられなくて今はまだ紹介できてないんだけど、今の彼女は本当に素敵な人でうちの家系にはいないような綺麗な顔立ちで華奢な体だよ。(笑)いつか必ず紹介するからね。
どうなるかわからないんだけどね、彼女との子供も欲しい。孫、見せられたらいいなぁ。あ、お母さんが墓場まで持っていくから絶対に言わないといった「広がらない恋愛」ってどんな恋愛だったのかすごく気になるんですけど!!(笑)

私が生まれたばかりの時は玉子アレルギーだったことをつい最近まで知らなかった私は「もっとお母さんと話さなくちゃ」って焦ったよ。私を生んだのは確かにあなたなんだと。わかっているけど当たり前になってしまっていることが怖いなあとも思った。
コロナで家にいることが多くなって、自宅で食事することが増えて。夕飯のレシピを渡されてその通りに作るんだけど、お母さんが作った時とはなんかちょっと違うんだよ。同じもの見て作ってるはずなのに、お母さんのご飯のほうがしっくりくる。なんでだろう。ほかにもお母さんから教わっておきたいことまだまだたくさんある。一緒にやりたいこともたくさんある。だからもっともっと一緒にいろんなことがしたいね。

お母さん、改めていつもありがとう。
私なりに色々人生を経験してきて、より一層家族の大切さを感じたよ。
私達はお父さんとお母さんに望まれて生まれてきたし、何不自由なく過ごさせてきてくれたけど、そのおかげでお母さんが女として生きていく上で失ったものは多かっただろうなあ。
私だって散々反抗してお母さんに言えないことたくさんしてきたんだけど(笑)、私、今とても幸せです。この文章がお母さんに届くことは明日地球に隕石が落ちるぐらいないと思うけどね。(笑)
でもいつかは直接言わせてね。お母さんだからあと少しだけ待っててね。
1年で勉強しまくって1年半以内には行動を起こし始めるからね。

そしていつかは、お母さんと二人でイタリアにおにぎり屋さんを作るんだ。
夢がほんとになるように。お金が全部なくなったとしても実家はローン返済済みだよって言葉、大切にするね。(笑)

さーーーーーて、これから恩返し祭りがはじまります。
私を産んだあなたはラッキーです。(笑)

これからの人生、楽しもうね。




彼女とスイーツでも食べに行きます😊