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カヌープラント奇跡のフルーツ、ノニとは?

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


わたしが今、魅了されている南国の
ポリネシアの人々を支えるフルーツ
「ノニ」についてご紹介していきたい
と思います。


わたしはクリスチャンなのですが、
エゼキエル書47章にこのような記述が
あるのです。
「この水は東の境に流れて行き、
アラバに落ち下り、その水が、
よどんだ海にはいると、それは清くなる。
おおよそこの川の流れる所では、
もろもろの動く生き物が皆生き、また、
はなはだ多くの魚がいる。
これはその水がはいると、
海の水を清くするためである。
この川の流れる所では、
すべてのものが生きている。
すなどる者が、海のかたわらに立ち、
エンゲデからエン・エグライムまで、
網を張る所となる。
その魚は、大海の魚のように、
その種類がはなはだ多い。
ただし、その沢と沼とは清められないで、
塩地のままで残る。
川のかたわら、その岸のこなたかなたに、
食物となる各種の木が育つ。
その葉は枯れず、その実は絶えず、
月ごとに新しい実がなる。
これはその水が聖所から
流れ出るからである。
その実は
食用に供せられ、その葉は薬となる」


この植物はいのちの木とされるのですが
いったいこれはどんなものなのだろう??
とものすごくロマンを感じたのです。


最初、1万7000年の歴史を持つ
「麻」なのかと思い研究していたのですが
この植物以上にすごいものがあるよと
その流れで、紹介していただいたのが
「ノニ」でした。


トンガやタヒチにはヒーラーの家系がいて
母も祖母も、代々女性が現地の人たちの
お医者さんのような役割を担っていました。


誰かが病気になったり、ケガをすると
ヒーラーさんの家に訪れたのです。
その際に良く用いられていたのが
ノニでした。


ノニは、太平洋諸島や東南アジア諸国でも
古くから食用にされていて、元々は、
紀元前1100年までそのルーツをたどること
のできる海洋民族ラピタが、
島から島へ伝えたと言われています。


ラピタはモンゴロイド系が先祖であり
カヌーで遠洋航海を行ったことで
知られているが、ノニはその過酷な船旅に
健康と活力を維持するために
積み込まれていました。
彼らはたどり着いた島々に
ノニの種を植えていったのです。


18世紀には
海洋探検家ジェームズ・クック
(キャプテン・クック)が
タヒチにやってきてノニなどの
有用な植物を見つけ、
西洋社会に報告しました。


現在ではノニに関する研究が
全世界で行われ、その働きが広く
知られるようになったのです。

ノニ noni 和名:ヤエヤマアオキ
(学名:morinnda citrifolia)



インドネシアのモルッカ諸島(マルク諸島)
原産のアカネ科の常緑小高木。
樹高は8~10mに達し、葉は肉厚、
5~10cm程度の果実(核果の集合果)
を実らせます。


ポリネシアン地方や、沖縄、インドネシア
ハワイ、タヒチなどの
南国で栽培されています。


栄養成分や大きさもすべてナンバー1
はタヒチ産です。


紫外線に向かって
実を上に上に向かせて
1つの木から4回実が生り、
実に花が咲く自ら発酵して
緑から白く変化していく
香りが強烈なめずらしい植物です。
チーズフルーツとも呼ばれます。


最初見た時、正直
発酵臭が強くてホヤみたいで
気持ち悪い!って思いました。
これが実です。

この穴がプツプツ空いているところは
白い花が咲きます。
これが勝手に発酵してそこらじゅうに
道に落ちているようなのです。


果実や葉は、東南アジア諸国や
太平洋諸島ほか熱帯地域で健康維持、
スタミナ増進、病気の予防などの
ために食用されています。


フランス領ポリネシアでは、
フィジーやサモア、トンガ、タヒチ
などの島国があり
ラピタの時代から現在に至るまで、
カヌーが移動手段として用いられて
いるため、一緒に広がったノニは
カヌープラントと呼ばれています。


妊婦さんや子供やペット、植物など
生物はそれぞれ効果があり、
ノニの実や葉っぱを使われてきました。


研究されていくと、
がん以外にも高血圧や糖尿病、リウマチ
などの症状を改善する成分が
たくさん含まれていることが
わかってきたのです。


古来から、
奇跡のフルーツ、ハーブの女王、
神様からの贈り物、生命の果実と
呼ばれています。


そして紀元前より、世界の人々は
その価値を知っていました。


1700年代後期に、
イギリス海軍キャプテン・クックが、
タヒチの原住民がノニの実を食べている
ことを報告しました。


南太平洋各地の先住民族たちのノニ活用
の歴史は古く、4000年以上の昔まで
その痕跡をたどることができます。


第二次世界大戦においては、
ポリネシア基地の兵士たちに、ノニは
安全な食糧源となると指導したのは
びっくりしました。


ノニは実だけでなく葉も根もすべてが
活用されました。
オーストラリアの先住民アボリジニは、
古くからノニの実を好んで
常食していました。


インドネシアでは、成熟果実の果肉を
サラダに加え、ノニの葉はナシゴレン
に加えて食用にしています。


ミャンマーの僧侶は凶作時の飢饉対策
としてノニを重宝します。


タイでは、その実はトムヤムクンスープ
の材料として樹皮や根は染料として
活用されています。


まだまだノニのすごいところはたくさん
あるのですが、長くなってしまったので
次回は、ノニの素晴らしい成分について
詳しくご紹介していきます。
  
   
ノニについてのご相談がありましたら
いつでもお気軽にお問合せくださいね。
  
  
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。

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