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*旅の記録*地球にやさしい春旅 from 屋久島 おわりました!

屋久島からSaoRiinです🌷
屋久島に住み始めて3回目のGWでした。
そういえば、平成から令和に変わった時の2019年の
GWも屋久島に来ていたのを思い出しました。
なので、屋久島で過ごすGWは4回目。すご~笑
今年、2022年は、なぜだかわからないけど、
3~4年前の自分と今が、結びつくことが多々あります。
「過去は今につながり、今は未来につながる」って感じ。

2019年の時の研修センターの同じイベント

さてさて、怒涛のGWがすぎ、気づけば5月も折り返し。
3月から全力疾走を続けてきて、GWも走り抜けました。
今もまだ、燃えてる感じ。
そろそろクールダウンが必要な予感。
フロー状態で動くことで、生きてることを感じながら
あらゆることを噛みしめて一歩一歩、
歩んでいけるからすごく楽しいし濃い。
だけど、私のカラダは1つしかないし、
心のキャパも決まっている。
”持続可能な世界のためには、
 持続可能な自分であることが最優先”
だと、
2019年の清里ミーティングの時に気づいた。

最近は、”止まらない”をテーマに過ごしてきたけど、
小さいけど大きなことをしたときは、
しっかりと足跡を残しておこうと、
残しておきたいと思って、今やるべきことを、
そっと横において、これを書いています。

2022年5月 りんの大きくて小さくて大きなチャレンジ
「地球にやさしい春旅 from 屋久島

~生命が満たされる島時間~」が無事に幕を閉じました!

旅がはじまる前の、私の想いはこちらから↓

地球にやさしい旅とは

旅のコンセプト

美しい屋久島、生命で溢れている地球は、
いつまでも今のままとは限らない。
なんでもそうだけど、
変わらないものはなにもない”から。
そして、このままだと、
どんどん色んなものが失われていき、
本当に大切にしたいと願うものすらも、
消えてなくなってしまうような気がする。
(なんの根拠もない、私の感覚です)
そんな悲しいことをそのままにはしておけない。

とは言ってるけど、
実態も見えにくくて曖昧なモノ、
かつ地球規模のおっきなことを
私一人では、できそうにない。
そんな中で、屋久島での旅をテーマに、
私が思う地球にやさしい旅とは?を
考えることなら、私にもできそう。

わたしが思う地球にやさしい旅とは、
”消費するだけの旅”ではないこと。
消費が悪いってことではなくて、
消費×○○=地球にやさしい旅みたいな。
ここでの”消費”とは、
旅先の自然やモノだけではなくて、
そこに住んでいる人や訪れる人たちの
カラダも含まれると私は思う。

日常から離れて非日常を過ごすことで、
普段とは違う疲労があるかもしれない。
だけど、せっかく来たのに、
身も心も疲れ果てて帰るのは、
もったいないし、私はとても悲しい
山に登って、疲れただけで帰るとか、
山も人も、どちらも喜んでない感じがする。

”木が育ち、種を落とし、芽が出る。
 海の水が山にあがって雨が降り、
 その水が川を流れて海に還る。”



一時的に減ったり増えたりしても、
完全に失うことはない、自然の循環
地球にやさしい旅の私のイメージはこれ。
屋久島の自然や人、文化に触れて、
その人の中に、屋久島、そして、地球が入り、
それぞれの暮らしの中に、滲ませていく。

屋久島から地球がみえるこの場所で、
どんなに小さなことでもいいから、
”自分に、今に、自然に、未来に”
繋がる何かを感じてもらいたい。
こんな思いを持ちながら、過ごした3日間でした。

旅を通して、感じたこと学んだこと

自然な流れの中で起きていたことだから、
無理はなくて、状態はいいのだけど、
今回の旅は、今の私にとって、
大きな大きなチャレンジでした。
初めてのことだけど、ゼロからではなくて、
失うものは何もないという感じの挑戦だけど、
今まで積んできた成果を試す場になるって
心のどこかで感じていた。

小さな壁が現れては、悩み苦しんだけど、
今回は一人じゃなくてやっくんがいたから、
共に乗り越えてくれて、ここまで来れました。
そこで感じたことをなんこかまとめます。

わたし、ここにいる

今まで生きてきた中で、どんな時も、
わたしは、全体の中のおまけの存在
いてもいなくても困らない感じの人。
でも、今回の旅を通して、
”わたしは、ここにいる”
”ここにいていいんだ!”と思える瞬間が
ありました。

まずは、やっくんと一緒にやったこと。
今までは、どんな仕事も、誰とやる仕事も、
”一緒に”ではなく、”手伝って”だった。
おまけの私にとっては、得意分野なんだけど、
あくまでサポートってだけだから、
自分事になりきれなくて、内容で悩むことも、
終わった後の達成感も感じにくかった。

けど、今回は、違った。
企画の段階から、めちゃくちゃ悩んだし、
旅の最中も色んなものを抱えながらだった。
正直押しつぶされそうになった時もあったけど、
この重みよりも、
”わたしという1人の人としての存在”を
認識してもらえた感じがして、幸せでした。

みんなちがってみんないい

そして、たくさんの仲間ができたこと。
この中には、私のSNSを読んで参加してくれた子が、
何人かいました。こんな体験は初めて。
”わたしにできることなんてひとつもない”って
ずっと思い込んできたけど、
そうとは限らないのかもしれないと思えた、
小さいけど大きな気づきがありました。

みんなそれぞれ歩んできた道も違えば、
向かいたい場所も違う。
多様性であふれていたこの輪は、
普段の生活では出会えない、
そして、今回のメンバーがこうやって
集まるのも、二度とないかもしれない。
そんな奇跡のような時間を過ごせたこと、
とても心がいっぱいになりました。
ありがとう。

屋久島で生きる

屋久島に住んで3年目。
今回の旅では、自分が屋久島にいると
いうことを実感できたのも大きかった。
安房川でおさんぽをしていれば、
知ってる地元のおっちゃんに
ばったり会って、立ち話をしたり。
ローカルフードめぐりでは、
大学生の頃からお世話になってる
けいさんのところにお邪魔したり。

大好きな屋久島にいることだけで
満たされていたところから、
大好きな屋久島で生きられている自分も
少し愛おしく思えるようになった。
ただの自己満足だけど、
豊かに生きるためには、
必要な事なのかもしれないと思う。

2019年の大学生の頃、
屋久島に住んでる人にもらった言葉で、
今でも心に残っている言葉がわいてきた。
「屋久島の人は、与えあいたいと思ってる」。
なにかをしてあげる、してもらう、
だけではなくて、
ただ、ありのままに、自分に、人に、環境に、
誠実に生きているだけでも、
エンパワーしたり、されたりもするということ。

”人間として、地球に生まれて、よかった。”

最後に

この春旅をふりかえって、
わたしがしたかったことはなんなのか。

それは、
「今のりんができる
 最大限のことを全力ですること」
だったと思います。

当たり前で当然のことかもしれないけど、
恥ずかしながら、今までできてなかった事。

今から、未来の過去のことを考えるのは、
どうかとも思うけど、
未来の私がこの旅を振り返った時、
きっと未来の今に繋がってると思う。
そのくらい大きな時間になりました。
それだけ、本気で、誠実に、丁寧に、
取り組めたと、自信をもって言える。

今回これができたのは、
絶対的信頼がある関係性があったこと、
あたたかい繋がりの、人の輪があったこと。
そして、もがきながらもなんとか
ここまで挫けずにやってこれた自分がいたこと。
わたしのなかに、みんながいて、
みんながいるから、わたしがいる。”

旅を創るところから一緒にできたやっくん。
なにからどう伝えたらいいかわからないから、
こうゆう時は、シンプルに。
”やっくん、ありがとう。"
どんな時もわかちあえたこと。
悩みは半分に減り、喜びは倍に増える、
こんなに豊かな時間は、最高に楽しかったです。

そして、
生命が満たされる島時間を共にいてくれた、
おーけー、かとちゃん、さえさん、
とくさん、ぬま、はるき、みさみさ、
もっぴ、ゆみさん、れた、れふと。
感謝の気持ちを込めて、
”ありがとうございました。”

また逢いましょう。

旅の記録

1日目

みんな緊張気味のオープニング
旅のはじまりは益救神社
松峯大橋でシダ飛ばし
安房川おさんぽ
山のコース選び
星空Night

2日目

朝日がのぼるまえの砂浜の砂と海水を汲みました。
【地球のめぐり】春田浜でご来光
盛久神社にご挨拶
安房前岳班でぱしゃり
太忠岳班でぱしゃり
ローカルフードめぐり
【地産地消】屋久鹿肉でピザをつくりました!

3日目

ビーチクリーンの分別
【水の循環】 本坊酒造の見学
【岳参り】盛久神社にご報告のご挨拶
島の記憶アロマスプレーづくり
クロージング

やっくんの想いものせておこ~っと。

2022年5月14日 りん


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