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NPO法人が突き刺したヨコグシのハナシ(休眠預金事業のプレゼンにて...)

サポセン イノです。
訳あって、NPO法人さんが申請している補助金の審査に同席させていただきました。

申請内容はサポセンで作ったものではないので概要だけ…

地域での第三の居場所づくりのような内容で
そのために地域団体や市民活動団体をつなげ、そういう場所を市内各所で立ち上げつつ、それを運用できる人材も育てる…
そうすることで、現在希薄化してしまっている地域でのつながりを
その「第三の居場所」を中心として改めて組成して行こう!
みたいな感じの提案内容です。

この事業は休眠預金事業で、
実行団体として申請、一次審査を突破し、
二次審査のプレゼンにたどり着いたわけです。

休眠預金事業ってあまり自治体が関わらないものと思っていたのですが、
今回の申請は、自治体との連携が条件となっていて、2次審査においては、プレゼンへの同席も条件となっていました。

申請主体は、このnoteでも何度か取り上げさせていただいている
NPO法人 あそびとまなび研究所(asoken) さんです。

そのプレゼン審査の内容とか、申請内容はさておき
今回、僕は、asokenさんが突き刺した横串…
やっぱりこれができるのがNPO法人のすごさだなって感じていました。
(決してプレゼンに集中していなかったわけじゃないですよ!ちゃんと意見もさせてもらいましたよ)

上述のような申請内容なのですが

第三の居場所づくり的なことって「子ども」「高齢者」「福祉」「まちづくり」「地域」「市民活動」みたいに多様な要素が含まれますよね。

規模がそれほど大きくない町や村であれば、いろんな要素があってもどこかの部署がドーンとやっていくことができるかもしれませんが

北九州市はくさっても政令指定都市(決して腐ってませんよ!)
それなりの規模感があります。
そうなると決して一つの部署だけで対応できるような話にはならないわけです。

よく言われる行政の縦割り…ってやつです。
それぞれセクションがあるのはしかたのないことだと思います。
でもなかなかそれがうまく融合して一緒にやっていこうみたいなことになるのが難しいのが問題点ですね。

それはどこが予算を確保するのか?とか先頭切って推進していくのか?とか

セクションごとにその事業の重要度というか絶対推進すべき順位みたいなものがあるので、局をまたがるようなことになると足並みが揃いにくくなるのは確かです。

よく言われるのは、この縦割りに横串をさせるのがNPOだ!ってこと。

今回まさにそんなことになった気がしています。

子ども家庭局
保健福祉局
区役所

そして、サポセンの所属する市民文化スポーツ局

僕も含め4つの局の係長たちがこのプレゼンに申請事業に協力できる部分があるということから、同席することになったわけです。

冒頭の写真の真ん中3名はasokenの代表秋葉さんとご意見番お二人
その周りにいるのが主に市役所関係者です。

これは、なかなかレアだと思います。
秋葉さんの巻き込み力というかなんというか…とにかく恐るべしです。

というわけでせっかくなんでプレゼンあとに記念撮影しちゃいました(笑)

このプレゼンの機会がキックオフになるのか、
ノーサイドになるのかは見えませんが、これができたということは、
とてもすごいことのように感じましたし、
市役所の各局を横断的につないだ新たな事業を生み出そうという感じ…
ちょっとワクワクしません?

キックオフになることをねがいつつ…
今日はこんなところで…

イノ


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