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わくわく会議に参加してみた!

北九州市市民活動サポートセンター(サポセン) イノです。
昨日、日本NPOセンター主催の「NPO・市民活動支援共有ミーティング:(通称)わくわく会議」という会に参加させていただきました。昨年12月から開催されていて、今回が3回目だったようです。

7月頭に予定している中間支援に関する学習会の講師をお願いしている市民活動センター神戸の事務局長 実吉さんにお誘いいただき参加させていただきました。

NPO・市民活動支援共有ミーティング:(通称)わくわく会議

全国の中間支援機関を運営していらっしゃる方々が40名以上も参加されていて、いろいろ議論させていただくような会議でした。

また、タイムリーにもテーマは「NPOと行政の協働のこと」という内容です。全国の動向や好事例などがあれば。。。と思い、参加させていただくことにしました。

ゲストであった、金沢市市民活動サポートセンター所長 谷内博史さんから
NPOと行政の協働はシンカしているか?」というテーマでのお話しがあり、その後テーマごとのブレイクアウトルームに分かれて議論。。。という流れでした。

各センターの方のご意見は、どれも興味深いものが多かったです。
なかなか他のセンターの方々と意見交換させていただく機会はなかったのでわくわくしながら参加してみました。

完全アウェー…😅

ただ、おそらくですが、公設公営のセンターからの参加は、私たちだけ
完全なアウェー感。。。笑
聞いていると、どうしても行政への批判みたいな意見が多い感じ…立場を隠して参加しているわけではありませんが、当面黙ってみなさんの意見を聞いておこうと思いました。。。

職員は人事異動ですぐに入れ替り専門性が低い。
人が変わると方針が変わり、ゼロから説明。
NPOの事を知らない。
ボランティア活動をしない。

                        などなど…

これまでにも嫌という程、聞いてきた事で、またこの話か…って感じる部分も正直、多かったです。

いままで聞かなかった意見も…

一方で、行政出身の方で、現在、中間支援機関を立ち上げ、民間の立場で運営されている方からの問題提起というかお話もありました。
NPO側も行政の職員も腹を割って話すことができなくなっている。。。
というお話しもありました。これ超!が付くほど同感!

また、NPOの方から、行政の現在の方向性である効率化、平準化を図ることなんかには、NPO側も加担してきた部分もある。

企業より安価で受注
してやってきたが、それだと後継の育成などできるはずもなく…というお話しもありました。
なるほど…って感じです。

先日、noteで書かせていただいた「協働のこと。。。②…」に関するご意見でも似たような意見もいただきました。

結局、”協働”ってことが”委託”という形になって、委託になると効率化が求められ、受発注の関係性になってしまう。
これをどうやって乗り越えていくか…っていうことを考えていかないと”協働”っていうのは”劣化”していくのだと思いました。

なかには、”協働”という言葉がなくなってしまいそうというお話しもありました。
確かに私も、現職に就くまで知りませんでした。(私のアンテナが低すぎたかもしれませんが…笑)

会議を終えて…

いろいろな意見があって、ホントに勉強になりましたし、有意義な時間でした。また、正直、こういうことで迷ってたり、悩んでるセンターは多いのだと思い。。。ホッとしたところもあります。

一緒に参加した市内NPOの方から、「安心するなよ(笑)」って釘刺されちゃいましたけど…完全に見透かされていましたね😆

やはり、NPOの方々と行政の職員との”対話”が足りていないんだと確信しました。
現在、サポセンで開催している「さぽのよる会」はまさにそういう場にしていきたいと考えているところです。
月1回の2時間程度の時間ですが、継続していくことで何か生まれるものがあるはずだと思っています。

すぐに結果が出るものではないでしょう…
ただ、私達は、専門性の低い公設公営のセンターですが、協力してくださる市内NPO法人の方々がいらっしゃるという強みもあるので…一緒に続けて行けたら…と思っています。

次回よる会は
6月21日(火)18:30-20:30
で開催します。
https://www.kirakirakitaq.jp/detail_news.php?ID=447
行政側の職員も少し興味をもってくれいるようです!

イノ

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