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地域のコーディネーター役のみなさんとお話ししてきました!

おはようございます。
北九州市市民活動サポートセンター(サポセン)
イノです。

今日は、27日(月)に社会教育主事主事補の研修に行ってきた時のことです。
役どころは、スピーカーとして、プレゼン(15分)とそのあとのグループワークへの参加(20分✖️3)です。

社会教育主事・主事補という方々は、
生涯学習総合センターや各区役所のコミュニティ支援課に配置されていて、

生涯学習総合センターでは主催事業の企画運営。

各区役所では、各市民センターで行う主に生涯学習事業に関してのコーディネート等
を業務とされている方々です。

プレゼン

プレゼンのテーマは「地域とNPOの協働について」ということで、先日北九州市立大学でお話しさせていただいた内容を地域バージョンに変更し、抜粋した内容にさせていただいた感じです。

今回は、前回(大学)での反省を踏まえ、メモは一切作成しませんでした…笑 極力みなさんの顔をみながらお話しさせていただくことにしました。

仕事としてみなさんお越しになられてるので当然と言えば当然なんですが、ちゃんと聞いていてくださっていてありがたかったです。

大半の方々が市民センターで職員なり、館長をご経験されている方々や実際にNPOの活動に携わる方もいらっしるし、なんか釈迦に説法なような気もするし、それでもみなさん意識の高い方々なので、ちゃんと聞いてくださる様子が逆にプレッシャーになりそうでした…笑

サポセンとしては、先日投稿したK9-FASTのように、地域での講座開催時等にいろんなNPO法人の方々をパートナーとして検討いただけるようになると地域とNPO法人の連携も進み、NPO法人に関する理解や、その活動理念等の浸透にもつながると考えているので、大変ありがたい機会をいただいた感じです。

事例紹介

そんな機会でしたので、プレゼンの中でも地域で落とし込みやすそうなNPO法人の活動をご紹介させていただきました。

これはNPO法人ALLOKのペット防災に関する取り組みです。
市民センターは避難所になることも多く、
防災に関しては、 先日のnoteでも書かせていただいているとおり、
地域で取り組まなければいけない大きな課題です。

この取り組みは、「ペット防災」という切り口ですが、ペットを飼われている方々に限らず、避難所にはいろんな方がお越しになる可能性があります。

そういったところに思い寄せていただくきっかけには十分になりえると思います。

子ども食堂って、出だしのイメージが根強く残っていて、それが弊害になって、拡がりにくくなっていると認識しています。
でも地域で取り組まないと絶対に根付かないし、長く続かないですよね。
各市民センターには調理施設があります。
子ども食堂みたいなことを運営するために必要なものは揃っているんです。

あとは、周辺の方々の理解と応援、みんな当事者であるという意識だと思います。そういったところに関してコーディネートしていくこの取り組みは、これから必要になってくると考えています。

先日投稿したK9ーFASTさんによる地域パトロールや防犯セミナーに関してです。
以前なら、防犯パトロールって、地域の方々でおこなっていたと思うんです。(もちろん、今でも行っている地域は、たくさんありますが、そういったところの地域の担い手が減ってしまってるんですよね。)

写真にあるような子ども向けのセミナーに関しては、先日のnoteに書いていますが、それとは別の実際のパトロール活動っていうのも地域では、
大きなな課題になりつつあると思います。

以上のようなシートで時間も限られていたので、サポセンの取組の紹介
協働ってことに関して考えていること
と併せて、私なりにタイムリーに感じている
上記の3件を紹介させていただきました。

グループワーク

3グループに分かれてのグループワークです。
3つのグループを回って、みなさんと意見交換させていただきました。
いろいろ貴重なご意見をいただくことができました。

いただいたご意見等は嚙み砕くとこんな感じです↓

・これまで、市民センターの館長研修等で、NPO法人の紹介をいただいていたが、活動内容は理解できるが、地域でどんなことができるかについて言及がないため、そこで終わってしまっている。

・紹介いただいた法人の活動は、地域に落とし込みやすい。
ただ、他の法人の情報を知りたい時にNPO法人のことを検索することができない。内閣府のシステムでは、検索しても活動の内容がわかりにくい。

・NPO法人の活動に参加してみたいという方とのマッチングもしてほしい。

・NPO法人の方と市民センター館長との意見というか趣向がかみ合わないことがあった。
 マッチングのところでは、サポセンも入る方が良いし、各区の主事としても市民センター側の意向などを伝えることはできるため相談してくれて良い。

・[サポートセンターの日]の様子などを動画コンテンツとして公開したらよいのでは?すごく良い内容なのに聞いている人が少ないときがあり、もったいない。もっと広く呼びかけることも考えてはどうか?

・市民センターとのマッチングの際はサポセンに同席してもらった方がよい。館長もNPOのことがわかっていないし、市民センターでの講座の実施方法やコーディネートの方法など、不慣れな法人もいると思う。

このほかにも、
参考になるご意見、
耳が痛い意見
取り組んでますよー!ってこと

などなどたくさん貴重なご意見をいただきました。

ふりかえり


サポセンでは、行政との協働だけじゃなく、地域とNPOの協働についても進めていくべきとの認識を持っています。

これに関しても、当事者同士の意識のズレなどが、弊害を産んでいる部分はあると認識しています。

NPOの方々と地域との連携には、私達だけではなく、地域側のコーディネーターである、社会教育主事のみなさんの力が必要になってくるという事を、認識できるよい機会になりました。

せっかくいただいたご縁なので、今後活かしていけたら…と思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

イノ




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